大阪南ロータリークラブ
第2660地区

大阪南ロータリークラブの歴史
2010~2020年

2010-2011年度 三原 幸二

会長:三原 幸二
幹事:小林 二郎

RI会長
レイ・クリンギンスミス Ray Klinginsmith
(アメリカ・カークスビルRC)

BUILDING COMMUNITIES BRIDGING CONTINENTS
地域を育み、大陸をつなぐ

▲歴史TOP ▲2010-20

運営方針 会長 三原幸二

「参加して、ご一緒に語り合いましょう、ロータリーを」
本年度のRI会長レイ・クリンギンスミス氏は「ロータリーとは何か」「ロータリークラブとは何をする団体なのか」、ロータリアン以外の人々にロータリーの目的を説明することと、ロータリアンにロータリーの原則の重要性を再確認することから、「地域を育み、大陸をつなぐ」というテーマを掲げられました。又、松本新太郎ガバナーは地区のテーマを「ロータリークラブについて、もう一度考えてみませんか」とされ、原点を見つめ直すことの重要性を謳われました。それらを受けて、本年度方針を「参加して、ご一緒に語り合いましょう、ロータリーを」としました。各委員会の活性化、各種行事への積極的な参加、活気ある明るい例会運営を目指します。そして奉仕活動を全員参加で行うことが、地域との強いつながりに通じ、国際社会の貢献にも通ずるという思いで今年度は頑張って参ります。楽しく参加して、ご一緒に楽しく語り合いましょう。

サントリー山崎蒸溜所へ職場見学

下條会員のご尽力によりサントリー山崎蒸溜所を訪問し、ウイスキーの製造工程を学んだ。幸いにもチーフブレンダーからウイスキー作りの苦労話を聞き、その匠の技に感嘆するとともに、世界的ブランドである「山崎ウイスキー」が何故に美味しいかを得心した。

四恩学園へテント、テレビを寄贈

国内社会奉仕委員会は10月に地区補助金を活用し、児童養護施設「四恩学園」に野外教育用テント4張を寄贈した。4月には液晶テレビを贈呈し学園の子供たちから感謝された。

出前授業実施

職業奉仕委員会は11月4日に城南短大付属小学校において小学5年・6年の生徒約160名を対象に出前授業を実施した。当クラブ会員で税理士の新居会員が「税金について」というテーマで講師を務め、税金の必要性や使われ方など正しい納税に対する意識をもつことの重要性を講義した。2月17日には弁護士の片岡会員が「弁護士の仕事について」というテーマで出前授業を実施した。両講師とも小学生にも理解し易いように講義を行った。生徒達も熱心に聞き入っており、将来この中から優秀な税理士や弁護士が誕生することを期待したい。

年末懇親会

恒例の年末懇親会は12月11日に143名の会員・ご家族が参加し、コンセプトは「That’s entertainment!」と銘打ち、女性ユニット「White Mist」によるイリュージョン&ダンスエンターテインメント、恒例のシャーナイズ、歌唱同好会が彩りを添え、楽しい懇親会となった

家族会(秋・春)

秋の家族会は10月16日晴天にも恵まれ、遷都1300年にちなんで奈良の薬師寺と唐招提寺を訪れた。薬師寺では当クラブ会員安田長老自らご案内頂き、貴重なご講話を頂いた。登大路ホテルでフレンチの会食後、唐招提寺を訪れ天平の息吹を伝える荘厳な伽藍を拝観し、奈良の2大世界遺産を堪能した。春の家族会は5月14日好天に恵まれ、中村会員友好委員長のご尽力により、お茶の発祥の地、宇治田原町にて茶摘みを体験した。そして午後からは茶香服(ちゃかぶき)という利き茶や、ホットプレートで茶葉にしたり、石臼で抹茶を挽くなど、すべてが初体験で大いに楽しんだ。

台北中央RCと姉妹クラブ締結

11月20日に中華民国の台北中央RCと姉妹クラブを締結した。台北中央RCはRI第3480地区に所属するクラブで、台北市内の中心部に所在することから経済界、文化界や医療の分野で活躍されている方々が多く在籍し、青少年奉仕、国際奉仕を活発に行っている。毎年行われる創立記念パーティーには当クラブも招待され、多数の会員が参加して活発な交流が行われている。

カンボジア王国グラフィス診療所へ医療器材贈呈

WCS事業として前年度事業を引き継ぎ、カンボジア王国の僻地で医療活動を行っているグラフィス診療所へ医療器材を贈呈した。本プロジェクトは当クラブが代表(14RC合同)となり、マッチンググラントを活用する等大きな成果に結びつくこととなった。

東日本大震災への支援

3月11日午後2時46分、東北地方太平洋沖にてM9という大地震が発生した。またこの地震により発生した大津波が東北地方から関東地方の太平洋側に襲来し、各地に未曾有の大災害をもたらした。この災害による死者は15,000人以上、行方不明者も2,600人以上と戦後最大の大災害となった。当クラブでは会員からの募金や節食例会を実施して総額113万円を義捐金として寄付した。また関西岩手県人会の募金活動にも協力する等積極的な支援活動を実施した。

2011-2012年度 山本 博史

会長:山本 博史
幹事:飯井 克

RI会長
カルヤン・バネルジー Kalyan Banerjee
(インド・バピRC)

Reach Within to Embrace Humanity
こころの中を見つめよう 博愛を広げるために

▲歴史TOP ▲2010-20

運営方針 会長 山本博史

『みんなで考えましょうロータリーのこれから』

東日本大震災という未曾有の大災害が起こり、被災された方々の今後、被災地復興、原発問題の行方等、先行きの見えない課題が山積の中、日本が復興へ向け元気を出していかなければならないという社会情勢を念頭に置き、ロータリーのあるべき姿、活動を皆様と共に考えながら運営して参りたいと考えております。会員拡大は大きな課題です。前年度には140名体制が実現しました。この流れを止める事無いよう更に全力をあげ、当クラブの安定運営の目安である150名体制を目指したいと考えます。当クラブが伝統ある活性化したクラブであり続けるためには、会員の皆様のご参加は欠かせません。多難な社会情勢の中でも、少し無理してでも参加してやろうと思っていただけるような運営を心がけますので、皆様のご参加をお願い申し上げます

例年通り、12月に第1回予定者理事会を開催し、順調に新年度の予算、事業計画を立案中の3月11日に東日本大震災が発生した。それまでの方針を大きく転換し、急遽、震災による甚大な災害からの復旧、復興支援に向けた予算編成とし、各奉仕部門にも復興支援の事業を加えていただくようにお願いし、新年度をスタートした。

夏の家族会「平成花火大会

会員友好委員会にはクラブとして、萎縮する経済、気持ちを立て直すのは大阪からという気概を示すためにも、例年秋に開催していた家族会を夏に催した。場所は淀川の川面から見る平成花火大会で、参加者は臨場感あふれる花火を鑑賞した。

アロハで南北交流会

南北交流懇親会は、浴衣からアロハへとハワイアンスタイルでホテルにて開催した。トロピカルな雰囲気の中、美味しいお酒とフラダンスに興じるなど和やかに進み、楽しい一夜となった。

春の家族会は歌舞伎鑑賞

春の家族会は松竹座で歌舞伎を鑑賞した。食事会場の「はり重」に、ゲストとして坂田藤十郎氏にお越しいただき、花を添えていただいた。

22名の新入会員

会員の皆様のご協力で、22名の新入会員をお迎えした。純増11名となり、目標の150名には及ばなかったが、142名の会員数になった。

例会運営委員会企画の例会卓話

例会には、多くの卓話をしていただいた。後半は大阪文化にちなみ、歌舞伎の中村翫雀さん、能楽師の山本章弘さん、文楽の鶴澤清志郎さん、また宝塚より元タカラジェンヌの美苑えりかさん、毬帆えりなさんにもお越しいただいた。

職場見学会・出前授業とミニ卓話

職業奉仕では職場見学会として柴島浄水場に見学に行った。大阪市の高度浄化水や、災害時の緊急対応などの話を拝聴した。出前授業も2回実施した。1回目は大阪府立成人病センターの井上先生から研究についてのお話、2回目は当クラブ長谷川氏から建築について講義をしていただいた。また、1年に亘って、クラブ会員の皆様からミニ卓話をしていただいた。

IM7組共同プロジェクト「東松島市地域復興支援」

東日本大震災の復旧、復興支援の一環として、IM7組共同プロジェクト「東松島市地域復興支援」に参加した。震災後、初めて東北の地に入り、現状を視察し、当時の惨状を伺うことができた。当クラブ独自の復興支援事業について構想を立てるため多くの方と面談させていただいた。

委員会を超えた東北支援事業(南相馬市)

様々な情報を精査し、国内社会奉仕、国際社会奉仕、青少年奉仕のIAC・RACで共同事業を組立て、大規模な奉仕事業を実施した。

「眞こころ文庫」寄贈(国内社会奉仕)

国内社会奉仕として、会員より図書をご寄付いただき、眞こころ文庫として南相馬市の仮設住宅に本棚と一緒に寄贈した。皆様から頂いた図書は、ローターアクターの皆様と共に仕分けを行い、梱包し出荷した。

ベッド60床寄贈(国際社会奉仕)

国際社会奉仕はマッチンググランドを利用し、台北中央RCや大阪天満橋RC、大阪ネクストRCと共同で、南相馬市鹿島厚生病院へベッド60床を寄贈した

世代を超えて協力した『炊出し事業』(青少年奉仕)

青少年奉仕としては、IACの清風高校の学生、RACの青年達、そして多くのロータリアン、さらに浪花うまいもの会や島屋インキュベーターなどの他団体のご協力もいただき、青少年の指導育成を行いながら、炊出し事業を行った。大きな事業を実施するまでの過程において、様々な議論を行い、準備をする大切さ、現地での段取りの重要性など実体験を通して多くの学びがあったと思う。事業実施当日は、地域から多くの皆様にお越しいただき、大阪らしい食文化による炊出しの提供、たこ焼きの焼き方を競う「たこ焼き免許皆伝大会」「てっぱんダンス」等、地域の皆様に少しでも元気を取り戻していただく、そして復興に踏み出す気力を発揮していただく一助となったのではないかと思う。

2012-2013年度 横山 順治郎

会長:横山 順治郎
幹事:福本 桂太
『WAY』

RI会長
田中 作次 Sakuji Tanaka
(日本・八潮RC)

Peace Through Service
奉仕を通じて平和を

▲歴史TOP ▲2010-20

運営方針 会長 横山順治郎 『WAY』

我がクラブは1952年12月16日に会員20名、ビジター5名の出席者で第1回例会が行われて以来、本年度は創立60周年という大きな節目を迎えることが出来ました。60年間の道のりは決して平坦なものではなく、先輩諸氏は今も変わらぬ超我の奉仕と親睦、四つのテストを基本理念に、厳しさの中にも常に明るさとプライドを持って前向きに、そして相互信頼のもとに品格のあるクラブ運営に取り組んでこられ、また広く社会貢献活動にも積極的に参加されたのであります。60周年の節目に先人にめて感謝し、大阪南RCの過去、現在、未来をロータリアン一人一人が心静かに、タテからもヨコからも考えて頂きたいという想いを『WAY』にこめました。本年度は限りなくWAYを求め、笑顔で楽しいロータリークラブ活動でありたいと考えて居ます。

創立60周年記念事業

創立60周年記念事業委員会を設置し、記念式典・記念懇親会・記念事業・記念誌発刊事業を実施した。

60周年記念式典・祝賀会

2012年12月15日(土)、スイスホテル南海大阪にて、多くの参加者を集め、盛大に開催されました。
式典・祝賀会の様子はこちちらから 式典・祝賀会フォトライブラリィ (60年史より)

60周年記念事業 「山田町ソーラー街灯設置事業」

創立60周年記念事業として東北盛岡での「山田町ソーラー街灯設置事業」として、山田町、釜石市の通学路にソーラー街灯を6基設置支援しました。 東日本大震災復興支援、山田町ソーラー街灯設置事業報告 (60年史より)

大阪南ロータリークラブ創立60周年記念歌

創立60周年を記念してクラブ歌「進取の精神(しんしゅのこころ)」が作成されました。会員の武田賢一 作詩、長谷川孝 補作、小西欣一 作曲。これ以降、この「進取の精神」は一部歌詞を変えクラブのロータリーソングとして愛唱しています。 進取の精神 (60年史より)

南北交流懇親会(天神祭・船渡御参加)

今年度は南北RCとも60周年を迎え、その記念行事という意味も込めて7月25日「天神祭の船渡御」に南RC35名、北RC68名で参加。北RC緒方会長、南RC横山会長のご挨拶に続き、鏡開きを行い、南RC岩田パストガバナーの音頭で乾杯。落語家「林家小染」さんの司会、女性歌手グループ「O S A K A 翔GANGS」の歌で盛り上がった。

春の家族会 フェスティバルホール

4月26日に新装フェスティバルタワー「ラ・フェットひらまつ」で食事会、続いて「フェスティバルホール・大阪フィルハーモニー交響楽団鑑賞」を実施し、117名が参加した。食事会では「ひらまつ」専属のソムリエによるワインミニ知識披露とワイン飲み比べで盛り上がり、続いて大植英次氏指揮「マーラー交響曲第2番ハ短調<復活>」を鑑賞した。

職場見学会 大阪府立急性期・総合医療センター

11月27日大阪府立急性期・総合医療センターを総勢50名で見学した。この大阪に世界最先端の基幹病院があるという事に誇りを感じさせる職場見学会となった。

出前授業 「飛行機はなぜ飛ぶのか?」

第1回 9月21日南相馬市真野小学校東北震災被災地である福島県の小学校で開催。北嶋社会奉仕担当理事に講師をお願いし、「飛行機はなぜ飛ぶのか?」という議題で面白い実験を交えながら「理科」の授業を行った。

創立60周年会員親睦チャリティーゴルフ大会・収益金寄贈事業

10月18日 亀岡カントリー倶楽部にて会員66名の参加で開催。スタート直前に雨も上がり、ワンオンコンテストでのチャリティー、また懇親会は多数の商品で盛り上がり、入賞者の方々から寄付も集まった。チャリティー収益金は総額418,000円となり、いじめや不登校の児童を対象とした支援団体である「特定非営利活動法人フォロ」と虐待児童を対象とした「特定非営利法人チャイルド・リソース・センター」に11月29日に寄贈した。

創立60周年東日本大震災復興支援iPad寄贈

9月21日南相馬市真野小学校を訪問し、震災復興支援としてiPad16台を寄贈。贈呈式では横山会長から松岡校長に目録を、児童代表にiPadを手渡し、大変喜んで頂いた。お昼には教員室で給食を頂く機会を得て大感激した。東日本大震災復興支援希望の灯り建立支援3.11南相馬希望の灯り実行委員会に100,000円を寄贈した。

認知症サポーター養成講座

11月20日、中央区福祉協議会を講師にお招きし、会員とご家族41名が参加し、現在の高齢化社会において誰しも直面する可能性のある認知症問題について講習を受けた。認知症サポーターの認証の印として、オレンジリングが各人に授与された。

緑のカーテン敷設事業(地区補助金活用)

4月17日、住の江幼稚園、朝陽幼稚園に、緑のカーテンを敷設・寄贈した。国内社会奉仕委員会で企画し、省エネかつ環境に優しい事業として地区補助金を活用した。園児たちの情操教育に資するとともに、省エネを通じた地球環境とエネルギーの大切さを学んでもらった。

FVP活動 チルドレンズ・ライトシップ計画とネパールの学校の実験室

1.チルドレンズ・ライトシップ計画いじめ問題の解決に向けて、地域団体としての活動を進め、子供たちの灯台船を目指す事業で、2013年7月以降の活動を目指し地区補助金申請事業とする。 2.ネパール・カブレ地区の学校の実験室の造作家具設置資金を寄贈することで、より質の高い教育環境を提供する人道的奉仕プロジェクト。4月16日在大阪ネパール商工会議所日本名誉代理シュレスタディネス氏に目録を渡した。

2012-13年度資料

卓話2012-13(60年史)

2013-2014年度 小谷 公穂

会長:小谷 公穂
幹事:熊田 昭夫
「交わりと笑顔でロータリーを楽しく」

RI会長
ロン D. バートン Ron D. Burton
(アメリカ・ノーマンRC)

Engage Rotary Change Lives
ロータリーを実践し みんなに豊かな人生を

▲歴史TOP ▲2010-20

運営方針 会長 小谷 公穂

『交わりと笑顔でロータリーを楽しく』

昨年は創立六十周年の記念すべき節目の年でありましたが、横山会長を先頭に記念事業の実施に向け、担当各位の多大なるご尽力により所期の計画通り見事にその大役を果たされ、更には六十周年記念歌も誕生し、花を添えて頂きました。会員一同を代表して心より厚く感謝を申し上げたいと思います。本年は永年に亘り諸先輩が築いてこられた大阪南ロータリークラブの伝統と歴史を微力ではありますが、皆様方とご一緒に更に未来につなげる大切な一年とすべく精一杯務めて参りたいと存じます。何卒会員各位の温かいご支援、ご協力を切にお願い申し上げます。
2013-14年度ロンD.バートンRI会長は”ロータリーを実践し、みんなに豊かな人生を”をテーマとされました。

ロータリーの戦略計画
一.人道的奉仕の重点化と増加。
一.クラブのサポートと強化。
一.公共イメージと認知度の向上。

私達ロータリアンは地元レベルから国際レベルまで世界をより良くする活動への参加を志しています。その為には上記三戦略の実現に向けた奉仕の理想を実践、人々に素晴らしい影響をもたらし、ひいては私達自身の人生を一番豊かにすると述べられています。それを受けRI第2660地区福家ガバナーは地区方針として「感動の体験を!!人々にも、自身にも」 Participate!!~参加し、敢行しよう~ とされました。
重点課題として次の5点が示されています。
☆会員の維持、増強  ☆ポリオ撲滅 ☆FVP:未来の夢  新補助金制度 ☆東日本震災復興支援活動
これらの課題には特に優先順位はありませんが、今までも、これからも課題達成に向け、加えてあなたも、わたしも共々に豊かな人生を得るために積極的なロータリーへの参加を求めておられます。本年からの特筆すべき大きな動きに新しい補助金モデルFVP未来の夢計画がスタートします。この新補助金制度は3ヶ年の準備期間を終え、新年度からスタートを致しますが、特徴的にはプログラムが簡素化され、クラブと地区がより持続性の高いプロジェクトを実施出来る様になりました。
「世界で良い事をしよう」というロータリー財団の最大目標のもと、我クラブに於いてもFVPに参加予定となっております。是非事業の成功に向け、支援をして参りたいと考えています。
このところのRI第2660地区内会員数は減少傾向が続き、この10年で18%のマイナスとなっています。財政の健全、クラブ活性、積極的な奉仕活動等々、ロータリーの将来にとって会員増強は欠かせない要点であります。
お陰様で当クラブでは会長経験者、歴代増強委員長の精力的かつ多岐に亘る増強計画の展開により、着実にその成果を上げて来られました。引続き今年度も全会員のご協力のもと、更に二歩、三歩と前進を計って参りたいと考えております。
親睦と奉仕の実践にはロータリーに入会して良かったと実感して頂ける運営を欠かす事は出来ません。中にあっても毎週の例会はその中心にあり、年令、立場を超えて互にホッと出来る、ロータリーならではの楽しい時間でありたいものであり、「皆話」の弾むひとときになれば最高であります。例会が会員相互のより一層の交わりを深める場となるのを願っております。
楽しい、為になると思えば益々楽しくなり、ロータリーへの積極的参加につながるのではないでしょうか。この様な思いで六十一年目を迎える今年の方針をロータリーの原点に立返り、「交わりと笑顔でロータリーを楽しく」とさせて頂きました。ロータリーは日々仕事を通じて世の中に奉仕し、貢献をしている人々の集団であり、その意味からは既に会員お一人お一人は立派なロータリアンであります。更に加わえれば私達は縁あって大阪南ロータリークラブに入会し、奉仕の機会に巡り逢いました。
先ずは準備された多様なプログラムに参加して、知り合いを広め、交わりを深めて頂きたいと願っています。
必ずやその先には国の内外を問わず、相手の立場に立ち、お役に立ちたい、喜んでもらいたいという素朴な気持ちを形にする機会が待っています。 微力ではありますが、六十年の歴史に裏打ちされた潜在力と、積極的な参加で稔りあるロータリー活動の実践に向け、努力して参りたいと存じます。会員各位のご支援、ご指導の程、心よりお願い申し上げます。

『チルドレンズ・ライトシップ計画』 2013.7.16

地区補助金申請プロジェクト『チルドレンズ・ライトシップ計画』いじめ未然防止活動 iPad寄贈 寄贈式  於)大阪市立中大江小学校

虐待児対応団体へデザイン学習用パソコン寄贈

8月02日 待児支援活動 虐待児対応団体へデザイン学習用パソコン寄贈 寄贈式 於)子どもデザイン教室

南北交流懇親会

9月03日 南北交流懇親会 於)天王殿 参加者 57名

いじめ未然防止活動

9月11日 地区補助金申請プロジェクト『チルドレンズ・ライトシップ計画』いじめ未然防止活動 iPad寄贈 寄贈式 於)大阪市立中央小学校

秋の家族会 N響大阪公演鑑賞と食事会

9月14日 秋の家族会 N響大阪公演鑑賞と食事会 於)NHKホール ルポンドシェル 参加者 84名

高齢者サロンへの支援

9月18日 高齢者サロンへの支援 寄贈式 於)NPO法人エフ・エー

鹿島SCスポーツ少年団へユニホーム一式寄贈

9月26日 東日本大震災復興支援 鹿島SCスポーツ少年団へユニホーム一式寄贈 寄贈式 於)福島県南相馬市立鹿島小学校

不登校児対応活動団体への学習備品等寄贈

10月02日 登校児支援活動 不登校児対応活動団体への学習備品等寄贈 寄贈式 於)フリースクールみなも

大阪湾再生プロジェクト

10月27日 大阪湾再生プロジェクトに参加 於)大阪南港野鳥園

台北中央RC創立28周年記念パーティ

11月29日 姉妹クラブ台北中央RC創立28周年記念パーティに参加

いじめ未然防止活動

12月04日 地区補助金申請プロジェクト『チルドレンズ・ライトシップ計画』 いじめ未然防止活動 iPad寄贈 寄贈式 於)大阪市立高津小学校

年末懇親会

12月14日 年末懇親会 於)スイスホテル南海大阪 参加者191名

出前授業 サントリー≪水育≫

2月07日 出前授業 サントリー≪水育≫ 於)城南短大付属小学校5・6年生対象(150人)

広澤克実氏の卓話 「野村・長嶋・星野に学ぶ」

3月25日 卓話 野球界におけるリーダー論~野村・長嶋・星野に学ぶ~ 元プロ野球選手、スポーツコメンテーター 広澤 克実 氏

石清水八幡宮参拝と食事会

3月29日  春の家族会 石清水八幡宮参拝と食事会 於)石清水八幡宮 吉兆 参加者 45名

3000会例会 4月8日

桂文枝氏 の卓話「落語でイキイキ長生き」

4月22日 卓話 落語でイキイキ長生き 落語家 六代 桂文枝氏

真野承万葉太鼓保存活動支援

5月17日 東日本震災復興支援 真野承万葉太鼓保存活動支援 於) 福島県南相馬市立鹿島小学校

シドニー国際大会参加

6月01日 RI第105回国際大会シドニー参加
6月1日~4日開催 参加者14名

2014-2015年度 鈴木 慶

会長:鈴木 慶一
幹事:小林 豊光

RI会長
黄其光 Gary C.K. Huang
(台湾・台北RC)

Light Up Rotary
ロータリーに輝きを

▲歴史TOP ▲2010-20

運営方針 会長 鈴木 慶一

私は、平成7年10月に入会いたしました。そのころには、夢にも思わなかった会長を、図らずもこの度拝命いたしました。歴代の会長の皆様や、諸先輩、会員の皆様の顔ぶれを見たとき、光栄に思うと同時に、身のすくむ思いです。微力ではありますが、皆様のご協力のもと、精一杯がんばりますので、よろしく、お願いいたします。

さて、今年度国際ロータリー会長、ゲイリーC.K.ホァン氏は、
“ LIGHT UP ROTARY ロータリーに輝きを”
をテーマとされ、具体的目標として、
・会員の増強
・重点分野の奉仕(6つの重点項目)
・ロータリーファミリーとロータリーディ

をあげておられます。

ゲイリー会長は、孔子の考えとロータリーの精神は同じであると説かれ、超我の奉仕の理念によって自らを律し各々の目標を達成することで、ロータリーに輝きを、さらには、世界に輝きをもたらすでしょう。とおっしゃっています。
これを受け、泉地区ガバナーは、地区方針として
「ロータリーに輝きを、一人一人の輝きで、あなたの地域を輝かそう」~親睦は石垣 奉仕は城~
・IMの活用
・エンドポリオへの協力
・寄付目標達成
・東日本震災復興支援継続
・南海トラフ地震対策
・クラブ危機管理の検討
・規定審議会への提案
・ロータリデイの実施
・地域奉仕・活性化のための炉辺会議
・会員増強・拡大
を掲げられました。

このような方針を受け、わが大阪南クラブのテーマを「ロータリーの輝く未来のために」とさせていただきました。
ロータリーを輝かせるには、私達メンバーが輝かなくてはなりません。そのためには我々メンバーがロータリアンであることに、誇りを持ち、高いレベルでの倫理観や品格、高潔性、リーダーシップをそなえ、そしてなにより、メンバーがロータリーを楽しむことが不可欠だと思います。そのようなメンバーが集うクラブは必ずや、輝いて見えると思います。
幸い、わがクラブには60年以上の伝統があり、先輩諸氏が築いてくださった、石垣も城もあります。私たちは、この石垣や城をさらに立派で強固なものとして、後輩諸氏に引き継いでいきたいと思います。
最近の数年皆様のご努力で会員数は増加いたしました。その結果、入会3年未満の方が約3割おられます。
このような状況で大事なことは、ベテランの会員と若い会員の融和、高齢の会員と若年の会員の連帯感です。すべてのメンバーが笑顔で相集い語り合える場をできるだけ多く提供したいと思います。
会員増強については、今年度も引き続き、退会防止と増強の両輪で進めます。皆様のご協力を、切にお願いいたします。

奉仕事業については、新しい補助金制度を活用しながら、ネパールやチルドレンライトシップ計画、さらには高齢者サロンへの援助等、従来の考え方を継承しつつ、新しいテーマにも取り組んでみたいと思います。職場見学や出前授業、ホームページの内容など、さらに、充実したものにしたいと思います。青少年奉仕はRACやIACとの連携を深めつつ、会員増強にも努めます。財団や米山奨学金についても、目標達成にご協力をお願いいたします。また、ロータリーデイについても検討したいと思います。

そして、活動の基本である、例会をさらに充実したいと思います。例会は、ロータリーを理解する場であるという基本を大切に、かつ楽しく、ためになる例会運営をこころがけ、出席率の向上に努めます。

昨年小谷会長は皆話(かいわ)という表現を使われました。

私は、皆で楽しく、縁ジョイ、演ジョイ、宴ジョイの3つのエンジョイを提案します。

人と人の、ご縁を作る、皆が何かの役割を演ずる、そして、皆が集うロータリーの宴、皆で作る皆のロータリー、そうすれば、必ずやロータリーの未来は輝くと思います。

これまでの先輩諸氏や歴代会長が築かれた、大阪南ロータリーの伝統を継承しつつ、さらに素晴らしいクラブをめざし、
「ロータリーの輝く未来のために」
皆様の、ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

2014年地区インターアクト海外研修記

IACの海外研修は、8/5~8(3泊4日)の日程で、台湾台北の3520地区を訪問。7クラブの参加、インターアクター44名、顧問の先生8名、看護師1名、ロータリアン25名の総勢79名での研修。大阪南RCからは、鮫島武信地区インターアクト委員長、中村剛大阪南RCインターアクト委員長、中村健大阪南RCインターアクト副委員長、寺川国内社会奉仕委員長の4名が参加。

夏の家族会

8月23日、ご家族を含む総勢112名の参加を頂きリーガロイヤルホテルでの昼食後、 シルクドソレイユの「オーヴォ」を観覧しました。 昼食会では“和気あいあい”とした雰囲気で美味しい料理に舌鼓を打ちながら、子供達には 「オーヴォ」の記念品が当たる抽選会を楽しんで頂きました。 また、今回の「オーヴォ」は史上最大のセットを使用する演目で、かつてないスケールでの空中曲芸や圧巻のアクロバットを観覧し、参加者からは感嘆の声を聴くことが出来ました。

南北交流懇親会

9月27日、大阪北RCがホストにより南北交流懇親会が開催されました。 100周年を迎えた宝塚大劇場にて観劇の後、宝塚ホテルにて懇親会が開催され、ご家族を含む総勢150名が参加し盛大な雰囲気の中、南北ロータリアン同士の笑顔溢れる交流懇親会となりました。

高齢者支援活動(地区補助金活用)

10月10日、大阪託老所・グループハウジング連絡会に対して、ホームシアターシステム 及びソフトを寄贈した。 昨今の少子高齢化という社会状況下、高齢者の居場所づくりの重要性が叫ばれる中、 「高齢者サロン」が地域の中で、無くてはならない存在になってきています。 そこで、高齢者の皆様に対してニーズを確認の上、寄贈させて頂いたところ、高齢者の方々に大変喜んで頂けた。 今後もこの寄贈品が、地域高齢者のコミュニティー活性化の一助になれば幸いです。

大阪湾 再生プロジェクト IN 淀川河川敷

11月16日、大阪南RACとの共催にて、インターアクトの皆様にも参加頂き、国土交通省近畿整備局にご紹介頂いた「大阪海さくら」のご協力のもと、大阪淀川伝法の河川敷のゴミ拾いを行いました。 各自が手袋をはめ、ビニール袋を手に河川敷のゴミ拾いを行いましたが、ペットボトルや空き缶に加え、大型ゴミ(電化製品など)も沢山集まり、想定していた時間よりも早くに作業が終了しましたが、集まったビニール袋が100数十個にもなりました。 この活動を通じて、ゴミ拾いの大変さを実感したと同時に、ポイ捨てや不法投棄をなくし、ゴミを出さない社会にしなければならないと痛感した1日でした。

台北中央RC創立29周年記念事業への参加

暁国際奉仕理事、青山国際交流委員長を始め委員会メンバーが、12月4日にウエルカムパーティに参加し、翌5日にアンバサダーホテル台北での記念パーティに参加することで、互いの交流、懇親を深めることができた。

出前事業

2月5日、城南小学校において、竹中工務店「なにわ出前塾」のご協力により、 「ゆれにくい丈夫で強い建物を作ろう」と言うテーマにて、5年生と6年生児童を対象に 授業を実施しました。 子供達が、実際に模型を用い、どうすれば頑丈な建物が出来るかを考えながら作ってもらい、授業後には、校長先生を始め多くの先生方にも大変喜んで頂きました。 この授業を通して、将来に一人でも建築家を目指す子供たちが出て来てくれれば望外の 喜びです。

命をつなぐ献血事業

IM第7組内の社会奉仕共同事業として、「命をつなぐ献血事業」が実施されることとなり、当クラブも3月22日、吉本興業難波花月劇場前において献血バス1台でキャンペーンを実施した。98名の受付があり、83名の方々より採決のご協力を得ました。

職場見学会

4月7日、大阪木材仲買会館へ見学に行きました。 冒頭に「木材業の流通」の講演をお聞きした後、会館が出来上がるまでの話を伺いました。 その後、木造建築の工法や耐火、耐震にまつわる話を伺った後、会館内の見学をさせて頂き非常に勉強になる職場見学会でした。

東日本震災復興支援継続事業

大阪南ロータリークラブとして、平成25年より東日本復興支援事業を実施しておりますが、その継続事業として、5月15日に南相馬市鹿島区の少年サッカーチームである鹿島SCスポーツ少年団に物置2棟、グランド整地用レーキ25本を寄贈した。

世界社会奉仕事業

当初、ネパール・カトマンズ市の高校にPC環境改善の為、太陽光エネルギー発電機導入に支援すべく進めていたが、4月25日に発生したネパール大地震の影響もあり、 急遽ネパールのタメルRCを通じて仮設住宅資金として義捐金を拠出した。

台北中央クラブとの姉妹クラブ継続5年調印式

5月19日 姉妹クラブである台北中央ロータリークラブより椎原会長以下7名が来阪され、姉妹クラブ継続締結書に両会長が署名されたことで、無事継続の調印がなされました。

サンパウロ国際大会への参加式

6月6日~6月9日に開催されたロータリー国際大会サンパウロ大会に鈴木会長ご夫妻を 含む総勢10名での参加となりました。 参加国は約150か国、参加人数は約2万人という事で、非常に活気の溢れた開会式に出席し、世界会議の醍醐味を味わう事ができました。 その後、久我様が経営される牧場にお邪魔し、雄大な場所で、地元の市長も参加される中でのバーベキューパーティにお招き頂き、素晴らしい体験をさせて頂きました。

2015-2016年度 藤井 眞澄

会長:藤井 眞澄
幹事:中島 成和

RI会長
K.R.ラビンドラン Gary C.K. Huang
(スリランカ、コロンボロータリークラブ)

2015-16年度テーマ
「世界へのプレゼントになろう Be a gift to the world」

▲歴史TOP ▲2010-20

運営方針 会長 藤井 眞澄

原点を見つめ、親睦と奉仕を深めよう!

1.はじめに

20世紀初頭のシカゴの街は著しい経済発展の陰で商道徳の欠如が顕在化してきており 、青年弁護士ポール・ハリスは、この風潮を嘆き3人の友人とともに「お互いに信頼できる、公正な取引をし、仕事の付き合いがそのまま親友関係に発展するような仲間を増やしたい」という趣旨で1905年にロータリークラブを立ち上げました。
以降、ロータリークラブにおける基本的な理念として「奉仕の理想」が確立され、これに賛同する世界中の多くの人々がロータリアンになり急速にクラブ数、会員数が増加し、1996年には会員数が120万人に達しました。それ以降現在に至るまで会員数はほぼ横ばいの状況ですが、近年、会員数が増えている地域と減っている地域がはっきりする所謂二極化現象が生じ、例えば日本以外のアジア諸国(特にインド)は増加している一方で、アメリカ、日本などの先進諸国では会員数が減少し続けている、またそのことにより少人数クラブの維持が難しくなっているなど、多くの問題が顕在化してきております。 日本での会員減少の原因として、メンバーの高齢化、企業経営環境の悪化、価値観の多様化、ロータリークラブに対する魅力の低下、PR不足、大きな負担感などいろいろと言われておりますが、あえて一言でいえば時代の変化にロータリーが対応しきれていない結果と言えると思います。
幸いにして、当クラブでは会員の皆さんの努力により、2010を底に会員数は順調に増加しておりますが、クラブとしての継続的な努力を怠ればいずれ問題が顕在化してくる虞があるのではないかと思っています。
このような状況の中で、今年度ラビンドランRI会長および立野地区ガバナーの方針も踏まえ、大阪南RCの活動方針を策定しました。

2.2015-16年度 ラビンドランRI会長のテーマと重点実施項目

(2660地区立野ガバナーからの紹介)
― 2015-16年度テーマ「世界へのプレゼントになろう Be a gift to the world」―
我々は今ロータリーと人生の大きな転換点にいる。我々は生命を与えられ、愛も与えられました。
家族、友人、多くのプレゼントを与えられた。ロータリーは私たちの資質を引き出し、人生の生きる道を教えてくれた。私たちがこの世を去った後、人が思い起こすのは、私たちが生前着ていた服でも肩書きでも役職でもありません。結局のところ、私たちの人生の価値は、どれほど得たかではなく、どれほど与えたかによって判断されます。ですから、苦しんでいる人から目を背けず、その苦しみを和らげてあげましょう。同情の言葉をかけるだけでなく、実際に何かをしてあげましょう。社会から享受するだけでなく、社会に貢献しましょう。地位や身の上にかかわらず、才能、知識、能力、努力そして献身と熱意等、誰でも与えることの出来る何かをもっているはずです。私たちはロータリーを通じて、世界にプレゼントすることで、誰かの人生にそして世界に真の変化を起こすことです。ロータリーは大きな変化の時期、真の変化を成し遂げるときを向かえています。ロータリーには素晴らしい未来があります。
(重要項目)
① ポリオ撲滅
25年前にロータリーがポリオ撲滅の目標を上げたとき、125ヶ国にポリオウィルスが常在していました。現在残るポリオ常在国はアフガニスタン・ナイジェリア・パキスタンの3ヶ国のみです。ロータリーは、ポリオのない未来をプレゼントすると世界の子供たちに約束しました。本年もポリオとの闘いを続け必ず勝利します。
② 会員増強
ロータリーの組織を形作った基本に立ち返る方法を模索しなければなりません。それは、人生のあらゆる場面における高い倫理基準と、各クラブの人材の多様性を奨励する職業分類システムです。誠実であり専門性を持った会員からなっているクラブこそ真のプレゼントだと言えます。
③ ブランディングの取り組み
世界の多くの地域で薄れつつあるロータリーのイメージを変える必要がある。ロータリーのロゴを正しく使いイメージアップに努める。
④ ロータリー財団
グローバル補助金、地区補助金を活用して、各地にプレゼントをして下さい。ポリオの撲滅や平和の推進やそれぞれの補助金を実現させているのが、ロータリアンからの寄付です。

最後に、これからの一年は永遠に持続する記念碑を築くために与えられた時間です。この記念碑は今後何世代にもわたって人々の人生と心に刻まれるものです。この機会は二度と訪れません。今このときを逃さず生かそうではありませんか。そのためにこそロータリアンとして行動を起こしましょう。

3.2015~16年度2660地区 立野ガバナー方針

―テーマ『変革を!ロータリーを通じて奉仕(プレゼント)を!』―
RIは大きく変化しようとしています。私達はその変化に対応していかなければなりません。
世界を見てみますと、いたるところで紛争や自然災害が発生しています。国際貢献として、これらの問題にロータリアンは積極的に関わり、行動を起こさなければならないと思います。
一方国内を見ましても、東日本大震災の被災地は、4年を経過しても、まだまだ本格的に復興しておりません。我々はこれらの問題を見ているだけではなく、自らがもっている力、それが、能力、行動、寄付かもしれません。ぜひ、これらに関心を持ち各種の奉仕を行っていくべきだと思います。
日本の将来を託す若い人達に、我々ロータリアンはもっと関与すべきです。リーダーシップ・プログラム等で若者達と行動を共にし、将来振り返った時、青少年奉仕プログラムに参加していた若者達が日本の社会や世界各地で活躍している姿を見たいものです。
2660地区の各クラブに於いて、会員基盤が年々弱体化してきています。各クラブに戦略計画委員会を立ち上げていただき、各クラブの中長期計画をねってもらいたいと思います。各クラブと一緒に問題の解決方法を考えていき、魅力的な活気あふれるクラブに変化してもらうお手伝いをさせて頂きます。今NHKの放送中の大河ドラマ「花燃ゆ」は吉田松陰の妹が主人公ですが、吉田松陰の松下村塾で多くの幕末・明治の逸材を育てました。 「この道を興すには狂者に非ざれば興すことは能はず」 私はこの精神で各クラブを訪問させていただき、クラブに少しでも変化が起こり、今以上に各クラブの存在価値が出てくればと思っています。
私の奉仕の原点は、あくまで自らの仕事を通じて学んだ職業奉仕であり社会奉仕です。JC在籍中のさまざまな国際交流や活動、その後携わってきた世界の恵まれない子供たちを救うために活動をしている団体、セーブ・ザ・チルドレンが国際奉仕の源です。教育関連のお手伝いをした事が青少年奉仕の基です。各クラブの各種奉仕を支援していきます。米山奨学会等重要プロジェクトにも力をいれて参ります。

(具体的事項)
① ポリオの撲滅
一人ひとりがポリオ撲滅への関心を持ってもらい、何らかの機会にロータリーがポリオ撲滅に取り組んでいることをPRしてもらう等、ぜひ行動にうつしてもらいたい。
② 会員増強
それぞれのクラブによって、歴史、文化そして現在の事情が違うと思います。変化の時代です。
例えば、女性会員が入っていないクラブは入会を検討してみる、若い人達が入会してクラブライフを楽しめる様な趣味の会を作る等工夫をしていただき、会員を増やしていただき、活力溢れるクラブにしてもらいたい。
③ ロータリー財団
グローバル補助金、地区補助金に取り組んでいるクラブ以外にも、もっと多くのクラブに各地にプレゼントしていただけたらと思います。ロータリー財団のエネルギーになる原資は寄付です。奉仕活動を十分にご理解いただき、寄付をしたくなる様にしていきます。ぜひご協力をお願いします。
④ 戦略計画委員会
各ロータリーは、毎年、スタッフが変わり、その年、年で会長方針、 地区ガバナー方針が変わります。クラブも企業と同じように中長期の重点方針を決め、実行していただき、魅力あるクラブに変化していただくために、各ロータリーに戦略計画委員会を作っていただきたいと思います。
⑤ 地区改革
2660地区ピーク時には5702名の会員が、現在、3700名弱に減っていますが、各地区委員会の活動内容は、大きく変わっていません。見直す時期にきています。その為にはゼロベースで各地区委員会の活動を見直していただき、活動費の削減をし、健全な地区財政にもっていき、単年度黒字化を目指します。今後は、地区が主催する事業を減少させます。
ロータリーはあくまでクラブが主体です。
⑥ 人材育成
ロータリーの大きな役割は、明日のリーダー育てる事です。ロータリアンは青少年奉仕のいろいろなプログラムを通し、地域社会やロータリークラブの未来を担う才能豊かな人材を育てることが責務です。
⑦ ITの活用
ロータリーも大きく変わり、ITの活用をしなければならなくなっています。
My Rotaryに登録をしていただき、ロータリーをもっと知って下さい。活動が楽しくなります。

最後に、ポール・ハリスは「ロータリーが可能性を実現するためには、常に変化し、場合によっては大きな変化をしなければならない」と言っています。今こそ変化をしましょう。皆さんと一緒に地区・クラブを変革し、素晴らしい未来溢れる地区・クラブにしていきましょう。

4.大阪南RC会長活動方針

ロータリーの目的は、日々の仕事を通じて世の中に貢献するために、奉仕の心を育て向上させることと言われています。奉仕とは他人のために何かすること、他人のニーズを充たすことを自己の使命と考えて行動することですから、ロータリーの目的は、職業を通じて社会のいろいろなニーズを満たすこと、ともいえます。
国際ロータリー定款には、「ロータリーの目的」(旧要綱)として次のように書かれています。

ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。具体的には次の各項を奨励することにある。
① 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
② 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。
③ ロータリアン一人一人が、個人として、また事業及び社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること。
④ 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。

大阪南RCには、これまで先輩諸氏や歴代会長がこの目的に沿って育み継承されてきた、素晴らしい伝統がありますが、時代の流れに伴いロータリーを取り巻く環境も少しずつ変化してきていると感じています。また、ここ数年多くの新会員が入会し、このロータリーの目的を正しく理解していない会員も少なくはないのではないかと危惧しています。これらのことを考慮して2015-16年度は、ロータリーの原点を見つめ、ロータリーの二つの目的である「親睦と奉仕」を更に深化させていくことを目標として、テーマを「原点を見つめ、親睦と奉仕を深めよう!」としました。
重点実施項目として、ラビンドランRI会長、立野地区ガバナーの方針も踏まえ、つぎの項目に取り組みたいと思います。
(重点実施項目)
① 例会の活性化
ロータリーの基本は、優秀な職業人であるロータリアンが毎週例会に出席して、ロータリアンの親睦を深め、ロータリーの哲学である奉仕の心を学び充実させていくところにあります。例会出席により形成された奉仕の心はロータリアン個人がそれぞれの家庭、職場、地域社会、国際社会で実践していくことになります。
また、ラビンドランRI会長は友人について次のように言っています。
「友人に何を求めるかを考えると、ほとんどの人は、高潔性、信頼性、思いやり、相性を上げるでしょう。私たちが求める友人とは、必ずしも自分と似通った人ではなく、自分にないものを持っている人、自分のいいところを引き出してくれる人です。私は、ロータリーがその特徴を備えていると思います。」
このように、例会はロータリアンとしての資質を向上させるもっとも重要な場であり、より活性化を図る必要があると考えます。具体的には、出席率の向上、中途退席の低減、楽しい例会づくりなどに取り組んでゆきたいと考えています。
会員同士語らい友情を深めるとともに、卓話者の話を聞き、倫理観を培い、人格の幅を広げることは大変重要です。可能な限り例会に出席し、最後まで参加しましょう。
② 会員増強
言うまでもなくクラブの活力の源泉は会員です。会員増強を会員増強委員会にのみ任せるのではなく、すべての会員が知人、友人を勧誘し、「人が人を呼ぶクラブ」を目指します。
③ 会員研修の充実
地区作成の「ロータリーの心と実践」などを教材して、主に新会員を対象として、ロータリーの理念、5大奉仕などの研修機会を増し、ロータリーに対する理解促進に努めます。
④ 社会奉仕、国際奉仕活動の充実
現状では、各委員会のメンバーは原則として一年ごとに交代し、それに合わせて各年度の奉仕活動計画を策定して実行しますので、どうしても単発的な取り組みになりがちです。そこで、各委員会で次年度以降の取り組みも検討し継続性を持たせて進めていくことを検討します。
⑤ 戦略計画委員会の設置
立野地区ガバナーの意向を踏まえ、戦略計画委員会を設置し、企業の中期計画に相当する大阪南RCの中期計画を策定します。
これらの重点実施事項のほか、○ポリオ撲滅や社会奉仕活動、国際奉仕活動の原資となるロータリー財団への寄付者の拡大、○ローターアクト、インターアクトとの連携強化、○国際ロータリーホームページ「My Rotary」への登録会員拡大による情報収集と知識の進化などにも地道に取り組み、クラブの「親睦と奉仕」を深めていきたいと思いますので、皆さんのご協力をよろしくお願いします。

児童福祉施設へのプレゼントin 京セラドーム大阪

8月24日に児童福祉施設の子供たちを京セラドームにお招きし、元プロ野球選手、元オリンピックソフト代表者などによる打撃指導、守備指導、施設見学などを行った。 子供たちは、京セラドームのグランドに降りての打撃練習、守備練習、またプロの選手が実際に使うロッカー室の見学など大変に喜んでいた。 大阪南RCのほか、RAC、清風学園IACも参加した。

南北交流懇親会

9月15日に兄弟クラブである大阪北RCとの懇親会を太閤園で行った。 「稲葉和裕氏とウェスタンバンド」の演奏、旭堂南海さんの大阪に因んだ講談などで大いに盛り上がった。

秋の家族会

11月3日に秋の家族会をUSJで行った。 ジャングルドリームパーティでは、いろいろなキャラクターによるパフォーマンスや会員、家族も加わったダンスなどで大いにも盛り上がった。

IM7組ロータリーデー

11月7日に当クラブが所属するIM7組のロータリーデーが、シティプラザで行われた。 NPO法人「ロシナンデス」の川原尚行理事長による「自分に誇りを持って相手を理解する」とのタイトルの講演では自らが行っているボランティア活動の紹介があり、参加者全員が感銘を受けた。

台北中央RC創立30周年記念パーティー

11月27日に当クラブの姉妹クラブである台北中央RCの30周年記念パーティが台北で盛大に行われ、当クラブからは会員、家族38名が参加した。 共同事業して、山間部僻地に車を寄贈した。

年末懇親会

12月19日に恒例の年末懇親会を開催した。  盛りだくさんの趣向で会員、家族ともども大いに盛り上がった。

出前授業

2月25日城南学園小学校の出前授業を行った。 「地球環境とクリーンエネルギー天然ガス」のタイトルで実験も交えての話に子供たちも熱心に聞き入っていた。

職場見学会

3月8日サントリー山崎蒸留所を見学した。 ウイスキーができるまでの工程を見学し、ウイスキーの試飲会ではモルトの美味しさに舌鼓をして楽しんだ。

春の家族会

4月4日に大和郡山城跡の満開の桜を楽しみ、お腹がすいたところでLe BENKEIで美味しい食事をいただいた。

RI世界大会

5月28日~30日にソウルで行われた世界大会に会員、家族28名が参加した。 合わせてソウルでの美味しい食事も堪能した。

新入会員の入会

本年度は4名の女性会員も入会していただき、合計で19名の新会員に入会していただきました。

2016-2017年度 小倉 宏之

会長:小倉 宏之
幹事:澤村 剛士

RI会長
ジョン.F.ジャーム

2016-17年度テーマ
「人類に奉仕するロータリー」

▲歴史TOP ▲2010-20

運営方針 会長 小倉 宏之

和合で明るく有意義に

私たちの大阪南ロータリークラブは素晴らしいクラブです。
永年にわたり実施された多くの奉仕活動は素晴らしい成果を挙げ、 R.I会長賞、地区表彰を受賞するなど事業に対しての評価は非常に高く、例会は品格を備えつつも楽しく開催されています。そして多彩な会員が活動の可能性をさらに拡げ、かつ全会員の努力によって健全な財務体質が構築されています。
このような大阪南ロータリークラブの会員であることは、まことに誇りとするところであります。

現在わがクラブの状況は、2010年度の会員数125名から5年連続で増強されて160余名を数え、その結果、入会後6年までの会員が約半数を占めています。
一方で、在籍20年以上の会員も30数名を擁し、年令も30代から80代、平均約62才とバランスのとれた構成で多様な事業に対応が可能です。

今年度は特に、松本ガバナー方針である「The Ideal of Service」(ロータリーの根幹精神)に添って、年令差や在籍年数等を越えて会員相互の親睦と友情をより深め、各種事業を通して我がロータリーの良き伝統と精神を受け継ぐよう努力したいと思います。
それはジョン.F.ジャーム R.I会長のかかげる「ロータリーチーム」という発想にも通じ、単に会員「みんなが仲良く」という意味だけではなく、今年度行なっていく事業を互いに共通性を持たせたり、複数の委員会がひとつの事業をとおして連携協力しあうチームであるという意味をこめ、「和」を一歩進めて「和合で」とさせて頂きました。

次の「明るく」は文字どおり気持ちを明るく、常に「よろこんで!!」と自ら積極的に取り組んでゆく姿勢です。
奉仕には時間と労力がかかります。自分のためにやりたいことはたくさんありますが、時間的にその一部を奉仕に充てるのですから、やはり楽しいばかりではありません。奉仕するがわ、されるがわ、自他共に明るく取り組んで、より価値ある時間を共有していく工夫をこらしたいと思います。

そして「有意義に」ですが今までの事業がそうであったように、社会にとって人々にとって、そして会員にとって真に有意義な事業を考え実施して参ります。
有意義な事業はまた、連携、親睦という和合へとつながり、会員をはじめ人々の明るい笑顔になって戻って来るものと信じております。

本年は財団創立100周年「チーム2660」の一員として、またチームを牽引する大阪南ロータリークラブとなるよう皆様方のなお一層のご協力をいただけますようお願い申し上げます。

第1回クラブアセンブリ―

第1回クラブフォーラム

グローバル補助金奨学生

国内社会奉仕部門 TSURUMIこどもホスピス

台北中央RC 創立31周年記念パーティ

地区大会 ホスト:大阪北RC

国内社会奉仕部門 大和川・石川クリーン作戦

IM第7組ロータリー・デー 当クラブホスト

世界社会奉仕部門 グローバル補助金 カンボジア医療支援事業

職場見学会 川崎重工業様ロボットショールーム

RI国際大会(アトランタ)

2017-2018年度 城戸 高史

会長:城戸 高史
幹事:谷 明

RI会長
イアン H.S. ライズリー

2017-18年度テーマ
「ロータリー:変化をもたらす」

▲歴史TOP ▲2010-20

運営方針 会長 城戸 高史

共に築こう、素晴らしきロータリー人生ライフ

大阪南ロータリークラブは創立後65年を迎え、近年いよいよ充実してまいりました。
来年度には当クラブからは5人目となるガバナーを輩出しますが、これは2660地区82クラブの中でも傑出しており我がクラブに対する他クラブからの信任の厚さを物語っています。これも偏に会員の皆様がクラブを盛り立てて下さっているからです。
今後もこれをさらに充実させ、尚一層魅力のあるクラブを目指していきたいと思っております。
本年度は、益々の活性化を図って、より多くの友人の輪を広げ、より楽しく、格調高い、クラブライフを過ごせるようにしたいと思います。
会員の増強については単に人数を増やすのではなく、会員としてふさわしいかの選考や、例会に未出席の会員の在り方についても考えていく時期にもさしかかっていると思われます。
あわせて、近年多くのメンバーの入れ替わりがあるので、ロータリーの知識は勿論ですが、当クラブの歴史についても学んで頂く機会を作ります。
そこで次のようなことを考えております。

1.会員について
増強を図ります。職業分類の充実 未だ空席の分類への入会促進と曾ての会員企業の掘り起こしを試みたいと思います。又、大阪南らしい会員拡充の在り方について検討するとともに退会会員を最小にするための善後策を検討いたします。新入会員インフォメーションのなかでは、当クラブの歴史について説明する時間を設ける。奉仕に対する考え方をその歴史を通じ勉強していきたいと思います。 友好を一層深めるためには会員やそのご家族にふさわしい。オシャレで少しフォーマルさも伴った企画をしていきたいと考えております。

2.例会の充実
アンケート等の実施により魅力ある卓話とは何か検討し、会員卓話と外部講師のバランスを工夫していきたいと思います。
又、食事等を含めた例会場の在り方の工夫を試みます。

3.
奉仕の活動は例年をベースに行いますが、新しい試みも図っていきたいところです。委員会メンバーは勿論、より多くのメンバーにも参加して頂く工夫を凝らして頂きたいと思います。そのためにはまず何よりも委員会全体の活性化が重要です。事業の意義目的をよく理解し、地区の補助金なども積極的に利用し、より効果的に事業を実施したいと思います。ロータリー財団や米山奨学委員会については一層の理解を深めることで寄付金目標を達成したいと考えます。

4.中長期のクラブのあり方について検討する
数年前に設置された我がクラブ独自の運営改善推進会議に加え。近年設置されたクラブ戦略計画委員会を充分活動させていきます。

これらの事業推進にあたっては機能的かつ実践的な理事会の運営、例えば担当委員会への出席など積極的展開を図り、無理無駄をなくした運営を心掛けて行きたいと考えております。

最後に本年度のスローガンは
「共に築こう、素晴らしきロータリー人生ライフ
です。宜しくお願い致します。

8月3日 IA海外研修

9月5日 南北交流懇親会

10月14日 家族会マツタケ狩り

10月28日 みんなでコンサート

11月30日 台北中央RC創立32周年記念パーティー

12月16日 年末懇親会

5月8日 職場見学会

5月26日 春の家族会 「山本能楽堂」

6月19日 「木槌の引継ぎ」

2017-2018 会長 城戸 高史 ~ 2018-2019会長 小林 二郎

2018-2019年度 小林 二郎

会長:小林 二郎
幹事:三原 幸一郎

RI会長
バリー・ラシン

2018-19年度テーマ
「インスピレーションになろう」

▲歴史TOP ▲2010-20

運営方針 会長 小林 二郎

TEAM OSAKA-SOUTH 行動し最高の感動を共に!

1.はじめに

現在ロータリーは200以上の国と地域に35,727クラブ、会員総数は122万人に達し、混沌とした世界情勢のなかでロータリーの存在はかつてないほど重要な存在となっています。
国際ロータリーはロータリーの目的と行動指針、ビジョンと使命、中核的価値観、戦略的目標を次のように定めています。

(1) ロータリーの目的と行動指針
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある
・知り合いを広めることによって奉仕の機会とする
・職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること
・ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること
・奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること(RI定款第4条、標準ロータリークラブ定款第5条)

(2) ロータリーのビジョンと使命
・私たちロータリアンは世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています
・ロータリーの使命は職業人と地域社会のリーダーのネットワークを通じて、人々に奉仕し、高潔さを奨励し、世界理解、親善、平和を推進すること

(3) ロータリーの中核的価値観
・私たちは、親睦を通じて生涯にわたる友情を育み、国や文化を超えた理解を促します
・私たちは、高潔性をもって約束を守り抜き、倫理を守ります
・多様性を誇るロータリーはさまざまな考え方をつなぎ、多角的なアプローチで問題に取り組みます
・私たちは、奉仕を通じてリーダーシップと職業のスキルを生かし、地域社会の問題に取り組みます

(4) ロータリーの戦略的目標
・クラブのサポートと強化
・人道的奉仕の重点化と増加
・公共イメージと認知度の向上

2.2018-2019年度 RI会長のテーマ

今年度のRI会長バリー・ラシン氏のテーマは
BE THE INSPIRATION(インスピレーションになろう)』です。
バリー・ラシン会長は「ロータリーはかつてないほど重要な存在で、前向きな変化を生み出し、今日直面する課題に勇気と希望、そして創造性をもって正面から立ち向かう意欲を、クラブ、地域社会、そして組織全体から引き出すための『インスピレーション』となる必要がある。」と述べておられます。
ここで引用される『インスピレーション』とは「INSPIRE(動詞)」の意味合いが強く、人々を感動させる」「奮い立たせる」「鼓舞する」「元気づける」と理解すべきで、我々ロータリアンが行動する事で、社会に変化をもたらし、更にネットワークの繋がりで広げ、持続可能な良い変化をもたらそうという事で、ロータリアンに強く行動する事を訴えています。

3.2018-2019年度RIの目標 (戦略的目標に基づく具体的な項目)

【クラブのサポートと強化】
①現会員を維持する
②クラブの会員数を増やす
③新クラブを結成する
④女性会員、40歳未満の会員、ロータリーに入会するローターアクターの数を増やす
【人道的奉仕の重点化と増加】
⑤ポリオ撲滅活動への現金寄付と地区からDDF寄付を増やす
⑥DDFを利用した地元や海外での地区補助金ならびにグローバル補助金を増やす
⑦インターアクトとロータアクトが地元ロータリークラブや地域社会と一緒に、奉仕プロジェクト(環境関連のプロジェクトを含む)に参加するよう促す
⑧年次基金への寄付を増やし、2025年までに20億2500万ドルの恒久基金を達成する
【公共イメージと認知度の向上】
⑨ポリオ撲滅におけるロータリーとロータリアンの役割の周知を図る
⑩ロータリーへの認識を高め、「世界を変える行動人」キャンペーンを推進する
⑪ロータリーショーケースとアイデア応援サイトの利用や、クラブ史を記録することで、ロータリークラブのプロジェクトに対する認識を高める

4.2018-2019年度 2660地区方針

① ポリオ撲滅への協力
② ロータリー賞の受賞
③ ロータリー財団と米山記念奨学会への寄付協力
 *年次基金寄付 150ドル/会員 ポリオ寄付 50ドル/会員 べネファクター1名/クラブ
 *米山寄付 30,000円/会員
④ 会員基盤の増強
⑤ ロータリーのIT化への協力と公共イメージ向上へのチャレンジ
⑥ 戦略計画を活用し、クラブの中長期ビジョンの策定
⑦ 新IM内の親睦と情報交換の推進(8組体制から6組体制に再編成されました)
 *当クラブはIM第4組
⑧ ハンブルク国際大会、地区大会、地区事業への積極的参加
⑨『地区ロータリーデー』への参加
⑩ 地区のスリム化、効率化、運営の合理化、財務ルールの徹底

5.大阪南ロータリークラブ活動方針

大阪南ロータリークラブは1952年12月16日に発足し、昨年65周年を迎える事ができました。
発足当初のチャーターメンバーは25名でしたが、65年経過した現在172名が在籍し2660地区を代表するクラブの一つとなりました。又、会員の年齢層は30~90才台と幅広く、且つ平均年齢も約61歳と理想的な活気のあるクラブと言えます。
当クラブがこれまで行ってきた数々の奉仕活動は国内外でも高く評価され、その奉仕活動を通じ会員間の友好も築かれております。
なにより毎年のように「RI会長賞」を受賞しており、RIの活動方針を理解し実践しています。  このような素晴らしいクラブとなり得たのは、大阪南ロータリークラブの会員が先輩諸氏から「ロータリー精神(Sprit)」を受け継ぎ、更に社会の変化に対応すべく努力し、「南らしさ」を失うことなく後輩達に継承してこられたからだと思います。これが当クラブの素晴らしい「伝統」です。
今年度は当クラブより2660地区に山本博史ガバナー、鈴木慶一ガバナー補佐を輩出する記念すべき年でもあります。山本ガバナーを支え、そしてフラッグシップクラブに相応しい年度にすべく全会員が心を一つにし、奉仕活動の活性化を進め、大阪南ロータリークラブの会員である事に誇りを持ち続けるようにしていきたいと考え、今年度のテーマを
TEAM OSAKA-SOUTH 行動し最高の感動を共に!』としました。

具体的な活動方針は次の通りです。
①ホストクラブとして地区大会を成功させる
②「ロータリー賞」を目指す
③会員増強を図る
④更に楽しい例会となるよう工夫する
⑤衛星クラブを設立する
⑥RAC、IACとの協働で奉仕活動を実施する
⑦ポリオ撲滅活動への募金または認識向上活動を行う
⑧ロータリーの6つの重点分野のいずれかにおいて、持続可能な奉仕プロジェクトを実施する
⑨ ネットワークの拡充を目的とし、姉妹クラブ、友好クラブ、外部団体(企業、政府団体、NGO)とのパートナーシップを確立する
⑩メディアや「ロータリーショーケース」を活用し、公共イメージと認知度の向上を図る
⑪地区出向者を通し地区との連携を図り、情報を共有する事でクラブ運営に役立てる

本年度が会員各位にとって、「大変だったけど楽しかった1年」と思えるような、心に刻まれる年度にしたいと願っておりますので、会員の皆様のご指導ご鞭撻を何卒宜しくお願い申し上げます。

第1回クラブアセンブリ―

大阪南RAC50周年

台北中央RC来阪歓迎晩餐会

年末懇親会

大阪南なみはやロータリー衛星クラブ 創立記念式典

ラグビー ロータリーフレンドシップマッチ

春の家族会

ハンブルク国際大会

出前授業(城南学園小学校)

地区補助金事業

2019-2020年度 下條 泰利

会長:下條 泰利
幹事:松山 大祐

RI会長
マーク・ダニエル・マローニー

2019-20年度テーマ
「ロータリーは世界をつなぐ」

▲歴史TOP ▲2010-20

運営方針 会長 下條 泰利

育もう、ロータリーの精神(こころ)

今、日本では平成時代が幕を閉じ、「令和」という新たな時代を迎えました。来年は東京オリンピック、そして2025年には大阪・関西万博の開催が決まりました。 地盤沈下が言われる関西にとって、久々に明るい話題であり、ぜひとも経済発展に繋げていきたいイベントです。東京一極集中の弊害が言われて久しくなりますが、東京以外の地域が自ら積極的に成長していく気概を持つことが重要であり、なかでも関西・大阪がもっと元気になる必要があります。 そこで、商人の町・大阪が全国の先陣を切り、新しいアイデアや工夫による産業イノベーションの起点となり、地域活性化をリードしていきたいものです。

商いの原点は、「顧客本位」「利他の心」にあり、近江商人の「三方よし」にも通じます。
江戸時代から脈々と築かれてきた日本人による「商い気質」は、ロータリーの職業奉仕の考え方に共通しています。 「One profits most who serves best.」現在のロータリークラブで最も多く引用されるこの表現ですが、今、成功している企業のほとんどは、社会への貢献を企業理念としてうたっており、ロータリーの精神と一致しています。
国連では、2015年に持続可能な世界を実現するための17の目標(SDGs)を設定しました。裏を返せば、それだけ多くの課題を全世界が抱えており、他人事では済まされない危機的な状況にあると言えます。 我々は、日本人として、大阪人として、そして大阪南ロータリークラブ会員として、どうあるべきか、何をすべきか、をもう一度原点にかえり、皆さんと共に考えていきたいと思います。

2019-20年度のマーク・ダニエル・マローニーRI会長は、「ロータリーは世界をつなぐ」をテーマとして掲げられました。 ロータリーの奉仕活動を通じて、世界中の人々が手を取り合い、行動を起こすための「つながり」を築いていこう、というメッセージです。 また、ロータリーの未来を形作る本当の場所はクラブであり、ロータリーはクラブに注力していかなければならない、とも述べられています。
2019-20年度、第2660地区・四宮孝郎ガバナーは、地区スローガンとして「 Stand by You ~あなたと共に~ 」を設定されました。 ロータリー活動の基本として、相手の目線に立った行動と、喜びを分かち合う姿勢を強調されています。 “ロータリー会員同士が相互理解を深め、高めあうことにより、大きなつながりとなり、それがさらに大きなロータリー活動となって成果を創出していく”、お二人の方針に共通する行動指針であると思います。

このような背景をもとに、2019-20年度大阪南ロータリークラブ活動方針テーマを「育もう、ロータリーの精神(こころ)」と設定しました。 2019-20年度を、新たな未来を創造していく初年度と位置づけ、商いの原点に通じる「ロータリーの精神(こころ)」を会員全員で見つめ直し、育んでいきたい、という主旨です。 そして、このような考えを自らの事業や社会人としての行動に生かしていくと共に、大阪南ロータリークラブとしての様々な奉仕活動の原動力としていきたいと思います。 皆さんとともに、持続力を持った、楽しい活動を心がけていきますので、どうぞよろしくお願い致します。

2019-20年度の具体的な重点活動は以下の通りです。

1.例会の活性化
ロータリー活動の基本は、例会への出席です。 卓話の充実は言うまでもなく、会員同士のコミュニケーションが進む仕掛け作りが必要であると思います。 例会予算は例年に比べ大幅に増額しています。前例にこだわらずに、新たな取組に挑戦していきます。

2.会員増強及び会員研修の活動強化
2019年7月1日の会員状況は未定ですが、我々の目標として、「180名以上の実現」を設定します。 理事・役員全員が1名以上の紹介者となるべく、他人任せでない当事者意識を強く持って、大阪南ロータリークラブに相応しい候補者探しに取り組んでいきます。 さらに、会員歴の浅い会員に対しては、ロータリー教育を集中的に実施していきます。 新入会員研修は、秋・春の年2回を実施する予定です。

3.国内社会奉仕活動・国際奉仕活動の実践
国内社会奉仕活動は、ここ数年継続してきている大阪府社会福祉協議会と連携した児童養護施設の子供たちとの触れ合い企画を考えていきます。 また、国際奉仕については、モンゴル総領事館との対話を継続しながらも、他の領域も含め、具体的な奉仕につながる活動計画の策定を行っていきます。 どちらの奉仕活動も、単なる金銭的な支援にとどまらず、対象の方々に心から喜んで頂ける、本当に役に立つ事業をめざしていきます。

4.RYLAセミナー開催及び青少年奉仕活動の充実
2660地区・秋のRYLAセミナー開催のホストクラブとして、理事会とRYLA委員会が一体となり、レベルの高い内容・成果を実現させたいと思います。 また、RAC、IACとの連係した青少年奉仕活動の充実にも力を注いでいきます。

5.大阪南なみはやロータリー衛星クラブの活動支援
2018年7月に発足した「大阪南なみはやロータリー衛星クラブ」は、RAC卒業メンバーを中心に8名にて活動を開始しています。 月2回の例会は実施していますが、課題は山積しており、理事会としても積極的に関与し、サポートしていきたいと思います。

8月3~6日 インターアクト 海外研修(タイ)

8月3日から6日にかけて、タイにてインターアクトの海外研修が行なわれました。
大阪南からは、木下会員、小畑会員が参加されました。

9月10日 南北交流懇親会

9月10日は、南北交流懇親会がありました。
総勢で100名を超える、久々に沢山の人数が集まり、大いに盛り上がりました。

9月27~28日 南北交流ゴルフ会

9月27日、28日と、木曽駒高原カントリークラブを舞台に、南北交流ゴルフ会が行われました。
夜は、白雲荘にて、大宴会を行ないました。

10月26日 社会奉仕事業

10月26日は、今年度の目玉事業の一つ、セレッソ大阪さん、並びに興國高校の絶大なるご協力をいただき、「未来授業」を開催しました。
当日は、児童養護施設の生徒さん約90名に参加いただき、「楽しかった」「参加して良かった」という大変前向きな感想もいただきました。

11月2~4日 秋のRAYLAセミナー

社会奉仕事業の翌週、今度は秋のRYLAセミナーが、サントリー箕面TCにて開催されました。

11月16日 秋の家族会

11月16日は、秋の家族会を行ないました。
秋晴れのもと、京都のリーガロイヤルホテルで昼食をとり、劇団四季の「ノートルムの鐘」を観賞しました。

12月6日 台北中央RC34周年記念パーティー

12月5日から7日にかけて、約30名で台湾を訪問し、台北中央ロータリークラブ34周年記念式典に出席しました。合わせて、来年7月から5年間の、姉妹クラブ延長の契約・調印式も行なってきました。

12月13~14日 地区大会

12月13日、14日は2660地区・地区大会がありました。大阪南は、会長特別賞・プラチナ賞を獲得し、山本博史直前ガバナーから、小林直前会長が表彰されました。同時に、価値ある奉仕賞も受賞しました。

12月14日 年末懇親会

2月20日 出前授業

2月20日は、城南学園小学校5,6年生、120名を対象に出前授業を行いました。
「2050年にエレベーターで宇宙へ」というテーマで、大林組・未来技術創造部の石川さんに
エレベーターで宇宙に行ける、という夢のようなお話をしていただきました。

4月~5月 社会福祉協議会へのマスク寄贈

寄贈を受けたり、調達にご協力を頂いたマスクを活用し、
大阪府・社会福祉協議会を通じて、約30の施設に、マスクの寄贈を行ないました。

5月 大阪赤十字病院への防護服寄贈
(台湾第3523地区・第2660地区事業)

2660地区では、プロジェクト友愛と名付けた、コロナ支援事業を展開し、その一環として、
大阪クラブ、大阪北クラブ、大阪東クラブと組んで、大阪赤十字病院への防護服寄贈事業に参画しました。

5月28日 大阪南なみはやロータリー衛星クラブ・浪速区役所へのマスク・消毒薬寄贈事業への協賛

6月 TSURUMI こどもホスピス への寄付

6月22日 大阪赤十字病院 防護服(3,000着)贈呈式

6月22日に、大阪赤十字病院にて、贈呈式をおこなってきました。
四宮ガバナー、坂井病院長、4クラブの会長または副会長が出席しました。