大阪南ロータリークラブ
第2660地区

大阪南ロータリークラブの歴史
1990~2000年

1990-1991年度 細川 益男

会長:細川 益男
幹事:岡田 敏

RI会長
パウロ V.C.コスタ Paulo V.C.Costa
(ブラジル・サントスRC)

HONOR ROTARY WITH FAITH AND ENTHUSIASM
ロータリーを高めよ 思いを尽くし熱意を尽くし

▲歴史TOP ▲1990-2000

南北懇親ゆかた会 1990.8.1

恒例の南北懇親ゆかた会が8月1日北乃大和屋において会員56名が出席して開かれた。「40年南北交流の歴史を踏まえながら更に南北懇親を深める会にしたい」と南の岡田副会長、北の真崎会長の挨拶があって開宴となった。麻雀大会につづいてヘラヘラ踊りからカラオケタイムとなり、夫々自慢の喉を披露、ハワイアンバンド「レイモン美子フラスクール」の登場となって最高の盛り上がりとなる。

ロータリー財団奨学生・中田厚仁君当クラブを訪問 1990.8.5

当クラブ推薦のロータリー財団奨学生として約9ヶ月、アメリカのグリーネル大学へ留学していた中田厚仁君が帰国、8月7日の当クラブ例会を訪問し帰国の挨拶を行った。また同日英国の短期交換留学生として約1ヶ月間田嶋会員宅でホームステイされているキャロラインジョーンズさんも同日例会を訪問した。

廣瀬ガバナー公式訪問 1990.9.25

国際ロータリー第266地区廣瀬勘一郎ガバナーの公式訪問の行事が9月25日行われ、会長・幹事懇談会の後の例会でガバナーより感銘深い卓話を拝聴することが出来、クラブアセンブリーでも適切な指導と助言を得て有意義に行事は終了した。

赤い羽根共同募金活動 1990.10.2

10月2日、社会奉仕委員会活動の一環として、恒例の募金活動が例会場前に於て行われ、中央区役所を通じて大阪府共同募金会に手渡された。

秋の家族会 1990.10.27

10月27日、家族も参加する洛西バスツアーが開催された。爽やかな秋空のもと高雄の神護寺で薬師如来像等数々の国宝を観賞、地蔵院の庭から「かわらけなげ」に楽しい一時を過ごし、昼はもみじ家で秋の味覚を賞味し、日本刺繍館を見学、100年の刺繍技術の素晴らしさは目を見張るばかりであった。

第7組 IGFの報告 1991.2.2

RI第266地区第7組IGFが2月2日大阪難波RCのホストにより、南・西・西南・心斎橋・港・うつぼ・なにわ・船場の9クラブが参加して行われ、フォーラムの主題「みんなで取り組もう環境保全」について、廣瀬ガバナー、武尾ゼネラルリーダーより活発な発言や議論を期待するとの挨拶に沿って、A~Eの5グループに分かれ、夫々の課題について活発な討論が行われた。

16ロータリークラブ共同による職業活動表彰 1990.12.11

12月11日、職業活動表彰が南海サウスタワーホテル大阪で開催された。
自己の職業に専念し、産業技術の伝承並びに優れた製品の製造を通じて、社会に寄与された人を顕彰しようとする主旨で設けられたもので、本年は唐木指物製造業の浅井慶造さん・欄間製造業の菅野浩和さん・堺刃物製造業の森一夫さんの三氏が表彰を受け、表彰状と記念品が授与された。

第266地区年次大会

4月12日ロイヤルホテル、13日フェスティバルホールに於て開催された。

第1日目は「都市環境作りと企業の役割」をテーマとしてシンポジウムが行われ、コーディネーター諸氏による活発な意見が交換された後、部門別懇談会、会長幹事懇談会が行われ、6時からは千宗室RI会長代理ご夫妻歓迎晩餐会が開催され盛況裡に第1日目は終了した。 2日目は特別参加のソ連モスクワRCの紹介に続いて、廣瀬勘一郎ガバナーから地区現況報告、千宗室RI会長代理より国際ロータリーの現況報告が行われた。次いで表彰式、記念品贈呈の後、記念講演テーマは「環境に優しい暮らし」、また「由紀さおり・安田祥子オンステージ」が催された。

春の観劇家族会

2月16日、歌舞伎観劇家族会が催され、会員・家族100名を越える盛況でした。三代目中村雁治郎の襲名披露の催しとあって大入り満員が続いており、演目は「仮名手本忠臣蔵」「京鹿子娘道成寺」「雁のたより」であった。

ロータリー松を植樹

2月26日、大阪府・市内における「ロータリー松」の植樹は昭和58年以来続けられ8年目になる。今年は「国際花と緑の博覧会」の成功を記念して、大阪城天守閣の真正面に黒松2本が植樹された。廣瀬ガバナーは来賓代表として「この植樹こそ環境保全に象徴的なもの、さぞ太閤さんも大喜びでしょう」と祝辞された。

1991-1992年度 辻 達雄

会長:辻 達雄
幹事:小谷 公穂

RI会長
ラジェンドラ K.サブー Rajendra K.Saboo
(インド・チャンディガーRC)

Look Beyond Yourself
自分を超えた眼を

▲歴史TOP ▲1990-2000

南北懇親ゆかた会

恒例のゆかた会が、南クラブホストで菅生ガバナー、山中ノミニーのお二人を迎え総勢62名の参加を得て南地大和屋にて開催された。南北の辻・佐藤両会長の挨拶に続き麻雀大会の成績発表となり会食、余興には小唄・カラオケ・新派の寸劇等々、日頃の暑さも忘れる程の熱演に予定時間もオーバーする程の盛況ぶりであった。

秋の家族会

10月18日~19日の両日会員・家族合わせ、総勢18名の参加を得て大山・松江バスツアーが開催され、穏やかな秋日和に恵まれた中国自動車道を一路霊峰大山に向かった。遠望する「伯耆富士」の美しさとは異なる荒々しい山肌を見ながら車は進み大山寺を参詣の後大山ロイヤルホテルに一泊した。翌日は足立美術館、松江市内を観光、山陰の豊かな自然と日本の伝統美を訪ねての大変楽しい一泊二日の家族会であった。

インターアクトクラブにビデオカメラ寄贈

かねてより大阪南IACより希望のあったビデオカメラが塩山会員のご好意により10月の例会に於いて寄贈された。各種の積極的なIAC活動の記録が保存されることとなり今後の活動に大きな力を発揮する事と思う。

チャリティーウォーク92開催される

健康と地域の障害者自立のためにと、RI第2660地区RAC大阪ゾーンは平成4年3月8日大阪南RACホストのもと大阪城公園内で「チャリティーウォーク92」を開いた。チャリティーウォークは参加者が家族や友人をスポンサーに1km歩くごとにあらかじめ決められた金額を当日歩いた距離に応じて寄与するもので同クラブは地域の障害者自立を目的に催した。
快晴のこの日約200人の参加を得て開かれ、集められた募金(約130万円)は同クラブを通じ、大阪市等に寄付され社会福祉のために役立てられた。

地区大会にて表彰される

3月27・28日開催された本年度地区年次大会に於いて当クラブは米山奨学会寄付4,000万円達成クラブとして、また中田会員がロータリー財団地区奉仕賞の栄誉を受けた。

第2660地区1992~93年度のための地区協議会

5月9日ロイヤルホテルに於いてわが大阪南RCがホストクラブとなり地区協議会が600余名の出席者を得て開催された。各RCの次期会長、幹事および各奉仕部門担当理事を対象としたこの協議会は山中次期ガバナーが次年度活動方針を発表される大変重要な会議である。その準備のため阪本会員を委員長に昨年組織された地区協議会委員会は初会合から10数回の協議を重ね、緻密な計画のもとに行われた協議会は大成功であった。前日から泊り込みの登録委員会の皆様は勿論のこと、早朝午前7時にロイヤルホテルに集合され運営にあたられた会員の皆様方大変ご苦労様でした。

会員増強

今年度は各分野から17名の立派な新会員を迎えることができ、7名の会員の純増を達成することが出来た。

1992-1993年度 岡田 敏

会長:岡田 敏
幹事:奥村 安正
『より親しく、より友好を』

RI会長
クリフォード L.ダクターマン Clifford L. Dochterman
(米国・バークレーRC)

Real Happiness is Helping Others
まことの幸福は人助けから

▲歴史TOP ▲1990-2000

運営方針 会長 岡田 敏

『より親しく、より友好を』を活力のもととして意義深い年度に「まことの幸福は人助けから」というダクターマンRI会長の方針並びに「調和のとれたクラブ運営を」という山中ガバナーの方針の下、より充実した奉仕活動を推進したいと思います。先ず第一に当クラブより17年ぶりに山中文和氏をガバナーとして選出し、あらゆる面での支援を行ないます。第二にガバナーを出したクラブとして新しいクラブを発足させなければなりません。第三に本年12月には創立40周年を迎え記念式典・祝賀会、記念の社会奉仕事業、40年史の発行を計画しています。多事多忙な年度となりますが全会員の友好と親睦を原動力とし、そこから生まれる活力によって目的を果したいと思います。

地区大会開催

1993年4月23日ロイヤルホテル、4月24日フェスティバルホールにRI会長代理をはじめ国内外より大勢の来賓を迎え、3914名の参加で盛大に開催された。大会委員長以下、各部門の担当者の苦労は大変なもので正式な打合せは44回を数えました。慣れないことばかりで冷や汗をかきましたが、大したトラブルもなく無事終了。写真:山中文和ガバナー

大阪南RC創立40周年

12月19日例会場にて記念例会と祝賀会が開かれた。過去への感謝と新たな出発を祝してということで、お世話になったスタッフの方々への感謝状贈呈と30年以上皆勤の会員の皆様への表彰が行われた。祝賀会は例年の懇親会以上に費用もかけ、会員自身のプロデュースによるコンサートで大いに盛り上がった一夜であった。

新クラブの誕生、御堂筋ロータリークラブ

当年度、大阪南RCをスポンサークラブとして新クラブを誕生させることとなりました。 下準備は各会員がてきぱきと手配をして下さり、骨格作りは比較的順調に進みました。スタートは40名前後で、1993年6月17日に認証伝達式が挙行されました。名称も大阪のミナミにふさわしい「御堂筋ロータリークラブ」とし、「楽しい異色の ロータリークラブを目指して」という基本理念で出発しました。

1993-1994年度 高木 一見

会長:高木 一見
幹事:前田 元夫
『会員増と活動の活性化を』

RI会長
ロバート R.バース Robert R.Barth
(スイス・アーラウRC)

BELIEVE IN WHAT YOU DO
DO WHAT YOU BELIEVE IN
行動に信念を――-…信念は行動に――…

▲歴史TOP ▲1990-2000

運営方針 会長 髙木 一見

『会員増と活動の活性化を』
行動に信念を、信念は行動に。 今年度RI会長バース氏のターゲットです。ロータリーの奉仕活動を信念にまで昇華させるのは大変難しいことですが、難しいながらこれを行動に移すことで、いささかでもその責めを果たしたいと願うものです。今年度重点事項の第一は会員増強の問題です。人数だけでなく平均年齢の引き下げを実現して行きたい。第二は ロータリーを楽しくすることです。これによって出席率を向上させ各奉仕部門の活動の活性化を図り会員諸氏のご理解とご協力によって各委員会目標を達成したいと思います。

南北懇親ゆかた会

本年は南クラブのホストで8月24日南地大和屋で南北会員58名(北クラブ16名、南クラブ42名)が出席して開催された。事前に行われた麻雀大会、大和屋芸妓連や桂雀々・雀松両人による余興、カラオケ大会と賑やかで楽しい懇親と友好の一時となった。

大森ガバナー公式訪問

大森慈祥ガバナーの公式訪問が11月30日に行われた。ガバナーを迎えて、会長・幹事懇談会、例会、クラブアセンブリ-が開催され、髙木会長の今年度活動方針『会員増強と楽しいロータリーの実現』に基づいた各委員会の活動報告に対し、『親睦、増強、情報など、それぞれに今年度のRI会長の方針に沿った適切な計画を立てている素晴らしいクラブである。なお一層活力を高め奉仕の理想実現のために尽力を続けるように』とガバナーより講評を戴いた。

秋の家族会 下呂・高山方面バスツアー

10月15日参加者24名で一泊二日のバスツアーに出発。伝統と歴史の町飛騨高山の屋台会館、からくり人形、市内見物のあと下呂温泉水明館の温泉と秋の味覚で日頃の疲れを癒して一泊。帰りは飛騨川沿いの紅葉を楽しみながら犬山によって犬山城をバックに記念撮影。地方の文化と自然の力と美しさに接する楽しい旅となった。尚、安川友好委員長の40年の経験を積まれたかくし芸に、宴会は盛り上がり全員拍手喝采。何時もながらの十分に心配りされた旅の企画に全員大満足。

関西国際空港工事現場見学会

10月21日竹中工務店のご配慮を得て見学会を実施。会員、家族、職域関係者と事務局員の総勢39名が参加。海上から船で、島内ではバスを使って工事現場を視察、旅客ターミナルビルの両翼幅1.7kmに及ぶ大きさ、地盤沈下対策技術に感心し、一日も早い開港により関西経済の発展を期待したい。

年末懇親会

12月18日に南海サウスタワーホテルで大阪西南・大阪南西・難波・なにわ・御堂筋クラブから8名の来賓、大阪RAC、清風学園IACから19名、家族74名、会員88名、事務局等合わせて194名で盛大に開催された。桂雀々・九雀による司会、MR.マサヒロによるマジックショウ、似顔絵コーナー、家族全員に当たる大福引き大会等、楽しい一時を過ごした。

 I・G・F第7組

大阪心斎橋ロータリークラブのホストで1月29日福徳銀行本店福徳ホールに於いて開催された。『クラブの活性化について考える』のテーマに基づいて、会員増強、クラブの親睦を深める、出席率の向上の為のアイデアについて、5~6クラブ混成のテーブルに分かれて活発な意見交換がなされた。

春の観劇家族会

2月19日、道頓堀中座において会員、家族、53名参加で観劇家族会を開催。

歴代事務局員とのお別れ――新事務局発足

昭和27年に当クラブが創立されて以来、当時の創立会員であり高島屋の社長であった故飯田慶三会員の好意によりクラブ運営を支えてきた高島屋秘書部から派遣された優秀な人材によるクラブ事務局が諸般の事情により本年2月末をもって解体、引き続き新しい事務局が発足した。高木会長は、中田副会長、吉川副幹事と共に2月21日高島屋本社を訪れ高島屋社長へ感謝状と記念品を贈呈し、長年にわたる同社の支援・協力に謝意を表明した。また、当日午後6時半から北浜『花外楼』において歴代事務局員17名と野田高島屋顧問、平川高島屋秘書室長を招いて当クラブ会員48名出席のもとに『お別れ会』を開催し、わがクラブの歴史と伝統を支えて戴いた歴代の事務局員の方々に感謝の意を表した。

1994-1995年度 上中 正儀

会長:上中 正儀
幹事:吉川 晃司
『豊かな心楽しい集い』

RI会長
ビル・ハントレー Bill Huntley
(英国・アルフォード&メイブルソープRC)

Be a Friend
友達になろう

▲歴史TOP ▲1990-2000

運営方針 会長 上中 正儀

『豊かな心楽しい集い』 本年度のRI会長ウィリアム H・ハントレー氏は「友達になろう」とのテーマで呼び掛けておられます。 「まさか」のときに、その地域の人々を助け、「まさか」のときに立ち上がり、心を尽くして対応するのが、ロータリアンになる者だと、又ロータリアンになるには、友達にさえなればとも言って居られます。私達は、豊かさを求めるあまり、精神的な「豊かな心」や「楽しい集い」を、おろそかにして来たのではないかと思われます。そのために、ロータリーの精神にたちかえり、ボランティア活動に積極的に参加する事によって友達の輪を大きく拡げて行きたいと考えています。

赤い羽根共同募金活動

社会奉仕委員会の活動の一環として、赤い羽根共同募金活動が、10月4日、中野ガバナー公式訪問の日に、例会場前にて行なわれた。多くの会員、ビジターの方々からの協力を得て、募金額が125,910円に達し、中央区役所を通じて大阪府共同募金会に渡された。

「戎橋」周辺環境浄化街頭キャンペーン

12月8日に「有害環境浄化キャンペーン」が、少年を守る浄化推進協議会、大阪府警南署主催にて開催された。「ミナミ」の国際化に併せて、少年を取り巻く社会環境が悪化していることから、犯罪のない明るい街づくりを目指したキャンペーンに、当クラブから青少年委員会、地域発展委員会、環境保全委員会、協同奉仕委員会が合同で参加した。

阪神大震災でボランティア活動、そしてロータリー行事の中止

連休明けの1月17日早朝、外はまだ暗くそろそろ皆が目覚める頃の午前5時46分、6,433人の犠牲者を出した戦後最大の自然災害が起きた。折しもその日は当クラブの例会日であった。当クラブには阪神間に住まいしている会員が多いため、先ず会員の安否を調べるべく、事務局に行き緊急会議を開いた。幸いにして、当クラブでは犠牲者は出なかったが、家の倒壊や怪我をされた方は多数に及んだ。当然ながら例会は定款第4条第1節に基づき休会した。

大阪南ローターアクトクラブの会員は、「何かしたい」「何かしなければ」の気持が高まり、1月29日には、宝塚市で老人介護施設への給水活動と入浴サービスをした。2月5日には大阪駅前で献血と募金活動をした。2月12と19日にはインテックス大阪で救援物資の供給や仕分けをした。2月26日にはジュース120本の供給と物資の仕分けをした。3月には炊き出しに参加をする等の活動を行なった。 ロータリーの地区行事である海のRYLA、RI第2660地区第7組IGF等、阪神大震災が起きた為に相次いで中止となった。

年末懇親会

12月17日、南海サウスタワーホテルで来賓、会員、ローターアクト、インターアクト、総勢208名で盛大に開催された。今回は、ホテルに無理をお願いして、和風会席料理を出してもらい、大変好評で、お酒は予定の3倍にのぼった。余興は、松浦ヤスノブ・トリオによるポピュラー音楽、そして恒例の福引き等、家族と共に楽しい一時を過ごした。

春の家族会

2月6日、ミナミの新歌舞伎座で「二月大歌舞伎」―市川猿之助 特別公演を観劇した。 77名が参加して、華麗な舞台に楽しい一時を過ごした。

ハッピーフェアー

3月21日、靱公園内大阪スポーツ会館に於いて、恒例のローターアクトクラブの行事であるハッピーフェアーを開催した。 今年は1月17日の阪神大震災への義援金を収益から20万円寄贈することになった為、今まで以上に会員が頑張り、ロータリー会員からは例年の3倍の19万円ものニコニコを頂戴した。またフェアーでは前年を上回る449,750円の利益を上げる事が出来た。

第2,660地区年次大会

5月12・13日の両日、RI理事のCグラントウイルキンスRI会長代理夫妻を迎えて、大阪阪南ロータリーのホストクラブとして又、大阪平野ロータリー・大阪天王寺ロータリーをコ・ホストクラブとして、都ホテル大阪で開催された。

「地域文化の掘り起こし―KANSAI文化のルネッサンス」をテーマにシンポジウム、パネリストに、大阪市助役の磯村氏、ジャーナリストの黒田 清氏、評論家の河内厚郎氏を迎えて、大阪本来の良きもの、良きこころ、良き文化産業の興隆、併せて文化の振興の大切さについて意見の交換がなされた。 2日目は、フェスティバルホールで各種表彰が行なわれた。 当クラブは、「バランスのとれたクラブ業績に対する会長賞」と米山奨学金5,000万円達成クラブとして、表賞を受け個人では井上会員が「新会員3人以上推薦した方に贈られる会長賞」を受賞された。それから、「阪神大震災を機に都市を考える」をテーマに建築家の安藤忠雄氏の記念公演があり閉会した。

GSEチームが例会に出席

6月6日、RI第2400地区南スエーデンGSEチーム(研究グループ交換)が、例会に出席し、会員の歓迎を受けた。

1995-1996年度 越井 健

会長:越井 健
幹事:植田 信廣

RI会長
ハーバート G.ブラウン Herbert G.Brown
(米国・オパルーサスRC)

Act with Integrity Serve with Love Work for Peace
真心の行動 慈愛の奉仕 平和に挺身

▲歴史TOP ▲1990-2000

運営方針 会長 越井 健

『友を増やし、交わりを深めよう』 本年度のRI会長ハーバート G・ブラウン氏は「真心の行動、慈愛の奉仕、平和に挺身」を年間テーマとして決められ、そのテーマを実現するために会員増強をやって欲しいと訴えておられます。ブラウン会長はそれを国際大会の舞台であるカルガリー(カナダ)より「カルガリーへの挑戦」と名付け皆様の力強い参加を期待されているのです。 当地区熊澤ガバナーは本年の大きな目標として、この会員増強と共に、阪神大震災に対する援助を掲げておられます。 現在のメンバー1人1人が会員候補を推薦していただき、我々理事、役員が勧誘し、ご入会頂いた後には、クラブライフを楽しいものとし、1つ1つの会合に1人でも多く参加していただき交わりを深め、友を増やしていこうではありませんか。そして自分の職業に誠心誠意まじめに頑張れば本当に優秀なロータリアンとしての第1歩は合格であると思います。

カルガリー国際大会

越井会長は「1つ1つの会合に1人でも多く参加していただくようお誘いし、友を増やし、交わりを深めればロータリーの第1歩は合格であり、次に自分の職業に誠心誠意まじめに頑張れば、優秀なロータリアンである。」と言われ、何か他年度と違う事をやろうと提案され、カルガリーの国際大会に1人でも多くの会員に参加してもらうツアーを結成し、その行事を目玉にする事に致しました。カルガリー国際大会は6月23~26日でしたが前後10日間ツアーを組みカナダを旅行しました。参加者23名でした。

友好委員会の催事

映画音楽とシティビューを楽しむ会は8月6日にザ・シンフォニーホールで演奏を聞いた後、ホテルプラザの最上階で夜景を見ながら夕食を共にし、参加者は68名でした。

南北懇親会は8月29日に大野屋迎賓閣において北クラブより29名のゲストを迎え南クラブ39名の計68名が座敷で宴会して懇親を深めました。
年末懇親会は197名の参加で行なわれ、当クラブ会員のドイツ銀行のヴィゾッキーさんの奥様のソプラノの歌声が今でも忘れられません。 家族会では、秋は11月7日に金剛寺・観心寺にもみじ狩りに行き参加者39名で、春は京都「南座」で歌舞伎を観賞し、参加者76名でした。

地域美化活動(靱公園の清掃)

社会奉仕部門では今年度から地域美化活動(靱公園の清掃)を3月20日に実施し参加者は24名でした。(写真)特別養護老人ホーム「いくとく」を訪問し20万円の寄付をしました。出席者10名と施設の方々にいろいろ説明を聞き大変有意義でありました。

インターアクト

清風学園インターアクトクラブが、インターアクト年次大会のホストした年度でしたので、6月9日に大阪市立弁天町市民学習センターとYMCAヴェクセルにおいて世界の料理を作り、各インターアクトが集結し300名以上となり大変盛りあがりました。

第7組IGF主催

第7組I・G・F(現在のI・M)をホストし、10月14日リーガロイヤルNCB会館において第7組のロータリアン約500名と共に「21世紀に向けてロータリーを発展させる為に―魅力あるクラブ作りとは―」というテーマを話し合いました。南クラブの参加者は79名でした。

職業奉仕

職業奉仕部門ではAPEC開催に伴い通訳ボランティアの登録に参加したり、職業・就職に関する懇談会を2月27日に実施し、ロータリアン12名、RAC及びその友人7名より就職相談を受けました。職場見学会は4月29日に大阪ガス(株)泉北製造所を出席者31名で見学致しました。

1996-1997年度 海堀 寅一

会長:海堀 寅一
幹事:武田 太郎

RI会長
ルイス・ビセンテ・ジアイ Luis Vicente Giay
(アルゼンチン・アレシヘスRC)

BUILD THE FUTURE WITH ACTION AND VISION
築け未来を 行動力と先見の眼で

▲歴史TOP ▲1990-2000

運営方針 会長 海堀 寅一

『楽しくロータリーの未来を築こう』
ロータリー創始者ポール・ハリス没後50年の年に当たり、国際RCのテーマは「築け未来を 行動力と先見の眼で」と90年近い歴史の中で築かれた素晴らしいRCが更に発展を遂げる為に、未来に向かってのRCのあり方について6つのテーマを定められましたが、此れを受けて海堀会長は、掲題のテーマを持って楽しくやれば其れが行動力と先見の眼に繋がるとの思いから、RCを楽しく、学び、奉仕する、を活動の基本とされました。又、理事には、在籍年数の割にお役目に付いていただいていない方々にお願いされた事、色々食事の付く行事には出来る限り会員の皆様のお店を利用させていただこうとされた事も特記事項であります。

楽しくクラブ懇親会行事

夏の音楽観賞会「世界の音楽の旅とシティービューを楽しむ会」をシンフォニーホールでディヴィッド・ハウエル氏の指揮、関西フィルハーモニー管弦楽団の奏でる夏のメロディー大特集や、俳優田中健さんのケーナの「コンドルは飛んで行く」のオーケストラとの競演、最後は近代オリンピック100年のファンファーレの演奏など素晴らしい演奏を楽しみました。そのあとホテルプラザ23階のビスター・ルームを借り切っての懇親会は家族も含めて73名と多くの参加があり、冷えたビールを飲みながらの楽しい懇親会となった。

秋の家族会「丹波篠山と立杭焼の郷」

秋の家族会は47名参加で「丹波篠山と立杭焼の郷」を訪れ、参加者にはカメラを持参いただき、日本写真協会会員の福井一成先生のご指導のもと篠山城下町での撮影会の後、立杭の里では丹波焼延年窯の市野弘之先生の講演とご指導のもと、陶芸教室でそれぞれ茶器・酒器・小物の制作に童心に帰り土いじりを楽しみ、夕食は三田屋にて充実した1日であった。

松竹座新築開場記念柿落公演

春の家族会は、松竹座新築開場記念柿落公演の三月大歌舞伎の観劇に100名の参加があり、吉左衛門の「熊谷陣屋」、勘九郎演じる「鏡獅子」、雁治郎得意の「河庄」、そして華やかな「元禄花見踊」と豪華な演者と出し物に時間の過ぎるのも忘れた。

同期入会者の集い

新入会員の方々がクラブに慣れていただくために、同期入会者の集いを持ち、会長、副会長、幹事、情報委員長などと共に会食をしてクラブライフの楽しさの伝承に努めた。

学びプログラム委員会

小林正人委員長独自の企画による「浪花風土の歴史的考察」をテーマに文化財協会、大阪市立博物館、大阪城天守閣館長等から大阪の歴史について興味深い卓話をしていただいた。 岡村純先生の発案で医歯薬分野の会員による「健康法師一口卓話」は大変好評であった。そのほか、ジアイRI会長のインターアクト公式訪問が神戸ポートピアで開催され、新世代会議に会長・幹事・IACから10名、RACから会長以下13名、米山奨学生等合計69名の参加があり、厳粛で厳かな中にジアイRI会長の温和な雰囲気は大きな包容力と素晴らしい人柄を感じさせる大会であった。職場見学会は山口多賀司会員経営の非破壊検査(株)を見学し、高度な技術内容に驚嘆した。

奉仕

世界社会奉仕では、米田昭三郎委員長の紹介により、中国広西柳州市貧困家庭子女就学資金援助を御堂筋RCと共同で行い、合計60万円で80人の児童の就学を援助した。浜口国際担当理事と米田委員長が現地を訪問し贈呈式を行った。

RI アジア大会参加

10月25日―27日タイのバンコック、クイーンシリキットセンターで開かれたRIアジア大会に、会員13名家族6名の合計19名が参加、全世界41カ国10,329名のロータリアンが集い、タイ国王女殿下の記念講演やジアイRI会長の講演の中でわが国のRCを高く評価していただいている事に感激を覚えた。またバンコックはシャングリラホテルでの参加者全員そろっての晩餐会は、和気あいあいと楽しい思い出の1ページとなった。

1997-1998年度 久我 三郎

会長:久我 三郎
幹事:淺沼 健一
『爽やかロータリー、奉仕に生きる』

RI会長
グレン W.キンロス Glen W.Kinross
(豪州・ハミルトンRC)

Show Rotary Cares for your community for our world for its people
ロータリーの心を あなたの住むところ 私たちの世界 そこに住むすべての人々に

▲歴史TOP ▲1990-2000

運営方針 会長 久我 三郎

『爽やかロータリー、奉仕に生きる』
「たまごっち」がはやり、「HANA-BI」がベネチア国際映画祭グランプリを受賞、北海道拓殖銀行、山一證券が破綻、また、ダイアナ元皇太子妃がパリで事故死を遂げた1997年、98年ロータリー年度は、大阪南ロータリークラブが創立45周年を迎えた年度であった。久我会長は、「爽やかロータリー、奉仕に生きる」をスローガンに掲げ、近藤雅臣ガバナーが「クラブ活性化のために今までの活動運営の方法等について、少々見直してはどうか」と示唆したこと、RI会長、グレン・W・キンロス氏が‘Show Rotary Cares’ 「ロータリーで何が出来るかを示そう」の指針を掲げたことを受け、出席率向上、委員会活動活性化、会員増強などを唱え、クラブ行事、委員会の整理をしながらも、爽やかな、充実した活動に努められた。

世界音楽の旅とシティービューを楽しむ会

最初のイベントは、7月21日。シンフォニーホールで開催されたコンサート「世界音楽の旅」を楽しんだ後ホテルプラザ最上階で懇親会。65名の参加を得、一流の音楽そして窓の外の素晴らしい夜景にほれぼれ。お酒が廻るにつれ、お互いの会話に、笑い声に、いつものロータリーの和気あいあいのうちに終了。

少年少女ニコニコキャンプをホスト

8月1日から3日まで、大阪府立青少年海洋センターで行われた地区行事、海のニコニコキャンプのホストをした。参加児童100名、参加ロータリアン52名で、少年少女のパワーを御すRACの人たちの奮闘振りに感謝。クラゲを見たことのない子供達に大サービスをしていた久我会長。さぞや少年時代は…

南北交流懇親会

当年度は南がホスト、南海サウスタワーホテルで8月26日に開催。いつもの「宴会方式」でなく、「パーティー方式」として、北クラブから35名、南クラブから53名が参加した。第一部は南北ロータリーをおおいに語ると題して、北からの古市会員、井上会員、南からの山中会員、細川会員によるパネルディスカッションがあり、二部の懇親会では南ロータリー自慢の「歌唱クラブ」が北の歌唱隊の応援を受けて、いつもの卓越した歌声を披露した。余興はタップダンス指導で、北からも南からも「心の青年」がタップダンスに燃えていた。

45周年記念例会

年末懇親会は12月13日開催。RAC、インターアクトを始めとするゲストを加え189名の参加者。余興は珍しい雅楽、そして、関西二期会の皆さんによる「ダブルカルテットの夕べ」燃えに燃えた抽選会一等商品はカラーザウルスであった。

中国広西柳州市貧困家庭子女就学資金援助

昨年度よりの継続プロジェクトを、大阪御堂筋RCと共同で実施した。当クラブでは90万円余で70名の児童の就学を援助した。2月19日より22日までの四日間に久我会長始め4名が御堂筋RCの3名と共に現地を訪問し、副市長他要人臨席の元に大規模な贈呈式を行った。

地域美化活動

3月21日に靫公園にて実施。タスキをかけて、公園のあちこちでゴミを収集。出席者24名。前日に他グループが清掃をした後なのに、驚くほどのゴミの山。同時に大阪南ローターアクトクラブのハッピーフェアーも開催。そちらの方は20万円余の収入になった。

GSEアーカンソーチーム例会訪問

4月11日、 GSEアーカンソーチーム11名が南クラブを訪問。歓迎懇親会を開催。大変にぎやかな例会卓話になったが、南部なまりの英語によるにぎにぎしい急テンポの発表に、通訳がタジタジ。

悠久の音を楽しむ会

4月16日松竹座に於ける春の観劇会(片岡仁左衛門襲名披露公演に105名の出席)に続き、5月7日に花外楼において悠久の音を楽しむ会を開催し参加者35名であった。当年度は、例会卓話に「上方文化と芸能」と題し11回開催したのに合わせ、大倉流小鼓方16世宗家大倉源次郎さんと、笛方藤田流11世家元藤田六郎兵衛さんを招き、鼓と笛のかなでる悠久のひとときを味わった。日本伝統音楽の力強さとワビサビの世界を堪能。勿論その後、花外楼の味自慢に舌鼓。

職場見学会

5月19日に参加者33名を得て、真生印刷(株)を訪問。IT化された印刷構成技術に驚き、超高速印刷機と並び、工場の片隅に今は使われていないドイツ製の印刷機械が丁寧に磨かれて鎮座しているところに、真生印刷の伝統と力強さを感じた訪問であった。

職業奉仕

創立45周年記念アンケート集「がんばってます奉仕活動」を職業奉仕委員会が編纂し発行した。

番外編

ローターアクトクラブの例会場を長年お世話になった今宮戎神社より、ハートンホテルに変更。

職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕部門のクラブフォーラムを例会後に行った。 社会福祉法人育徳園に、高齢者ディサービスセンターに飾られる障害芸術家製作の美術品購入資金を、5月19日の例会で寄付。

1998-1999年度 高橋 李義

会長:高橋 季義
幹事:森田 浩明

RI会長
ジェームス L.レイシー James L.Lacy
(米国・クックヴィルRC)

FOLLOW YOUR ROTARY DREAM
ロータリーの夢を追い続けよう

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奉仕委員会の統廃合

各委員会の機能を見直し、クラブ奉仕委員会では2つ減らして9委員会に、社会奉仕委員会は3委員会、国際奉仕委員会も4委員会に統廃合を行った。

メークアップの規定変更

1998年規定審議会で改定され、「例会の定例の時の前14日又は後14日以内に、クラブ理事会が承認したクラブ奉仕プロジェクトへ出席すればメークアップとして扱う」ことが決定、従来の例会前後7日が14日に、また当クラブではクラブフォーラムと若干の奉仕委員会の事業がメークアップとなった。

秋の家族会

11月28日(土)バス2台で84名が参加し、京都西本願寺内の非公開の国宝「飛雲閣」「鴻の間」「日書院」及び特別名勝「虎渓の庭」を見学した。さすが秀吉の邸宅として建てられたものだけに、優雅で荘厳かつ瀟洒な建築であった。昼食を東本願寺「渉成園」(·殻邸)内の‚風亭で晩秋の紅葉の美しい庭園を観ながらいただいた。その後すばらしい大庭園を回遊鑑賞して楽しい1日を過ごすことができた。

関西4地区連合地区大会

2004年関西で開催される世界大会を想定して3月12~13日の両日連合地区大会が大阪、神戸市内のホテル及び大阪ドームにおいて開催された。当日はRI会長夫妻を迎え4地区320クラブが一堂に会する一大イベントの大会となった。

社是 社訓 座右の銘集の発行

職業奉仕委員会で各会員の企業や団体の経営理念や、社是社訓、ご家庭における家訓座右の銘、生活信条及び健康法などを纏めたアンケートを行い、それをもとに小冊子を発行し非常に好評であった。

南RAC創立30周年

記念事業として植樹及び交流会を開催、記念誌を発行、6月19日にはホテルシーガルてんぽーざん大阪にて盛大に記念式典を開催した。

1999-2000年度 平岡 英信

会長:平岡 英信
幹事:小倉 宏之

RI会長
カルロ・ラビッツア Carlo Ravizza
(イタリア・ミラノ南西RC)

ROTARY 2000:ACT WITH CONSISTENCY,CREDIBILITY,CONTINUITY
ロータリー 2000:活動は―堅実、信望、持続

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南北交流懇親会(9月7日)

「浪花友あれ!全員集合」のタイトルで恒例の南北交流懇親会が、オ・セイリュウB2<ブラジリア>にて開催されました。簡単なゲームでの南北対抗戦やサンバショーの観覧を織り込んだひとときは、和やかに且つ楽しく、お互いの心に笑顔を点す、あったかい会になりました。(参加者40名)

ミャンマー母子健康医療センター支援プロジェクト(11月21日~25日)

第2660地区12クラブの合同プロジェクトとして、ミャンマーのMMCWA(ミャンマー妊産婦と乳幼児福祉協会)に対し、病院施設と医療機材を設置、そして贈呈するものです。ミャンマー政府要人臨席のもとテープカット、除幕にて12クラブの名前が印字されたプレートが披露されました。引き続き贈呈式が行われ、MMCWA会長より感謝状・謝辞をいただきました。(参加9名) 寄付額880,000円

春の家族会(4月7日)

奈良市内有名社寺めぐりを開催した。「奈良歴史教室」にて奈良の歴史を学んだ後、バスにて「東大寺」「春日大社」「薬師寺」「奈良市写真美術館」を回った。春日大社では直会の饗膳“中旬の献”を頂戴し、薬師寺では復興中の大講堂の建築現場も見せて頂いた。(参加者35名)