大阪南ロータリークラブ
第2660地区

大阪南ロータリークラブの歴史
1980~1990年

1980-1981年度 可児 一郎

会長:可児 一郎
幹事:山崎 定彦

RI会長
ロルフJ.クラリッヒ Rolf J.Klarich
(フィンランド・ヘルシンキ・ヘルシンフォルスRC)

TAKE TIME TO SERVE
時間を捧げよう 奉仕のために

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香港大学RACが例会に出席

大阪南ローターアクトクラブと姉妹クラブである香港大学ローターアクトクラブの3名が大阪南ローターアクトクラブ6名と共に当クラブ例会に出席した。

インターアクト年次大会開催

7月20日、国際ロータリー第266地区インターアクト年次大会が当クラブ提唱の清風学園インターアクトクラブのホストにより開催された。大会はインターアクトの目的にある通り「奉仕と国際理解に関心をもつ青少年の世界的団体」としてふさわしい内容であり熱心な討議がかわされ大きな成果を収めて終了した。

第787地区GSEチーム来る

第787地区より派遣された5名のGSEチームが3月20日来阪、当クラブが受入れ責任クラブに指定された。4日間の担当であったが専門分野での個別研修に対しては各々の分野に関係深い会員が協力、指導する等、大きな成果を収めることができた。

1981-1982年度 白井 周二

会長:白井 周二
幹事:中田 康仁

RI会長
スタンレー E.マッキャフリー Stanley E.McCaffrey
(米国・バークレーRC)

World Understanding & Peace Through Rotary
ロータリーを通じて、世界理解と平和を

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AFS奨学生を例会に招待

7月21日、当クラブ例会にAFS奨学生の5名、ならびにAFS日本支部より支部長が出席され会員一同心より歓迎した。均衡のとれた国際理解、平和の実現のためにも今後ますますこの輪が拡がることが期待される。

国際交流を活発化

国際交流委員会では姉妹クラブ、マッチドクラブとの情報交換を活発化することとしボストンRC、カルガリーイーストRC、マウントジョイRCに当クラブの状況等を連絡した。ボストンRCからは「ボストンRCの紹介」の返信があり、またカルガリーイーストからも立派なクリスマスカードとカルガリー紹介の美しい本が届いた。

地区分割の決定

種田ガバナーの英断により次年度から大和川を境として南北に地区を分割し、北側を第266地区、南側を第264地区とすることが決定された。

1982-1983年度 西 良之助

会長:西 良之助
幹事:國分 紀一

RI会長
向笠 廣次 Hiroji Mukasa
(日本・中津RC)

MANKIND IS ONE
Build Bridges of Friendship Throughout the World
人類はひとつ 世界中に友情の橋をかけよう

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創立30周年記念式典・家族会開催

創立30周年記念式典・家族会が12月18日(土)午後4時30分よりホテルプラザ「聚楽の間」で開催された。当日第266地区戸田ガバナー、原田・大谷・菅生・伊藤・伊;・種田パストガバナー、世戸ガバナーノミニー、第264地区パストガバナーを始め渡邊当クラブ設立委員、当クラブのスポンサークラブである大阪クラブ、当クラブが設立した大阪西南、大阪南西、大阪難波クラブの会長、歴代会長、幹事、大阪市内各クラブ会長、幹事等、総勢269名が出席した。式典は西会長の開会の辞で始まり、須賀川式典委員長の挨拶、来賓の方々よりの祝辞の後、物故会員の追悼、各感謝状と記念品の贈呈式が行われ、安田式典副委員長の閉会の辞の後、式典は終了した。休憩の後、クリスマス家族会を兼ねたパーティーが開かれ、原会員の力強い乾杯で会食が始まった。プラザご自慢の世界の味を大いに賞味した後、余興、当クラブおなじみの福引大会が行われ久我友好副委員長の挨拶、ロータリーソングの合唱で幕を閉じ、ここに30周年記念式典・家族会は大成功裡に終了した。

韓国よりのロータリアン2組を当クラブが歓待する

昨年韓国で開催された国際ロータリー会長主催によるロータリー日韓親善会議が本年は神戸ポートピアホテルにおいて4月20日(水)、21日(木)の2日間で行われた。当クラブも役員、国際奉仕委員、他有志のご協力を得て20日(水)、レストラン「ポンドシェル」に2組のご夫妻をご招待した。代表として山中文和副会長からの挨拶の後、友好の印として当クラブのバナーが手渡され、親しく一夕を過ごすことができた。参加したロータリアンも日韓親善の一翼を担うことができ満足感に満ちた様子であった。

高島屋西側筋の街路樹寄贈に協力

当クラブでは、従来より都市緑化運動に力を入れてきたが、今年度は大阪難波ロータリークラブとの共同事業として両クラブのテリトリー内でもある高島屋西側筋の植樹整備計画に協力することになり6月9日(木)に目録を大阪市公園局に贈呈した。以前に難波クラブと共同で地下鉄なんば駅西口にポケット公園を誕生させ憩いの場として市民に愛されているが、それに続き、これによって一段とこの付近も緑に包まれた街として親しまれる事と思う。

1983-1984年度 安田 理雄

会長:安田 理雄
幹事:木村 吉弥太

RI会長
ウィリアム E. スケルトン William E.Skelton
(米国・クリスチャンスバーグ・ブラックスバーグRC)

SHARE ROTARY SERVE PEOPLE
みんなにロータリーを みんなに奉仕を

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浪速図書館へ蔵書寄贈、大阪市より感謝状 1984.4.2

当クラブのテリトリーである浪速区に、大阪市17番目の地域図書館、浪速図書館が4月25日に開館し、当クラブは青少年の健全育成、市民文化の向上を願って地域社会への奉仕として不足がちの蔵書にと百科事典全22巻、「世界の博物館」全23巻、国語大辞典を寄贈した。そして当クラブの功労に対し、大阪市より感謝状が贈られた。

青少年交換学生メラニーさん無事帰国

青少年交換学生として1年間の滞在を終えたメラニー・ギャラウェイさんが帰国された。

RI直前会長 向笠広次氏の卓話実施される

9月6日の当クラブ例会に、RI直前会長の向笠広次氏がご夫人と共に、堺RC元会長仲修三氏のご紹介で出席され、卓話を頂戴した。世戸ガバナーをはじめパストガバナーの方々や多数のビジター、そして当クラブ会員も向笠RI直前会長の貴重なお話しを拝聴し感激も一入であった。

「会員増強」「新クラブ設立功労」「米山功労」の3表彰

1983~84年度RI第266地区年次大会(3月24日)で、当クラブは「会員増強」「新クラブ設立功労」「米山功労」の3部門において表彰を受けた。

1984-1985年度 山中 文和

会長:山中 文和
幹事:新田 精一

RI会長
カルロス・カンセコ Carlos Canseco
(メキシコ・モンテレーRC)

DISCOVER A NEW WORLD OF SERVICE
見つけよう 奉仕の新生面

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合同委員会の設置

会長の基本方針に測り、クラブ各委員会の連繋を密にし、クラブの運営面における改善を目的として、会合運営合同委員会、会員増強合同委員会、財団・米山増強合同委員会、RAC・IAC育成強化合同委員会の4合同委員会を設けた。但しこの合同委員会は常設とせず、所期の目的を達成次第解散し、1984~85年度内に終結することとしたが、いづれもが期待通りの成果を得て、年度内に解散した。

インドシナ難民援助に対し国連より感謝状

世界社会奉仕活動の一環として、インドシナ難民に対する国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の援助事業に役立てようと、上中会員のご好意によりカーテン地174カートンの寄贈を受け、フィリピン及びベトナムの難民キャンプへ贈った。これは、同キャンプの人達が縫製技術を修得し自活するための職業訓練材料として贈ったものである。この援助に対し、国連難民高等弁務官駐日代表より感謝状を戴いた。

ラオス難民キャンプへ印刷所を寄付

RI会長の「見つけよう奉仕の新生面」と云うターゲットに基づき、山中会長は新しい果実を次々と生んでいくような奉仕活動を求めたいと云う方針を出され、これに添って調査を進めていた処、世界社会奉仕委員会より国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によるラオス難民に対する「BANBINAI EDUCATIONAL PRINTING PROJECT」に協賛する事が提案された。 これは水野会員のご紹介により曹洞宗ボランティア会を通じ申し入れられたもので、タイ国バンビナイにあるラオス難民に、教科書、図書の印刷をする傍ら、識字教育用教材の開発、謄写版の製作と普及、印刷を中心とする職業技術訓練を行おうとするもので、その運営には上記ボランティアグループが当り、印刷所等の建物の寄贈を求められたものである。これこそ山中会長の「果実を生む奉仕活動」と云う方針にピッタリであると云うことで理事会に於いて決定。その資金捻出の為に2か月に1回例会時の食事メニューを節約して、その差額をこれに当てる事とした。捻出金額は150万円で2月5日にボランティア会を通じて手渡された。6月には印刷所が完成し、山中会長、池田国際奉仕担当理事をはじめ数名が、ラオスとの国境間近かにあるタイ国バンビナイのキャンプを訪れ、正式に国連高等弁務官に引渡した。同時に一行は難民キャンプを慰問、視察し、その悲惨さを改めて認識した。

1983~84年度RI会長賞を受賞

1983~84年度RIスケルトン会長の「SHAREROTARY SERVE PEOPLE」と云うターゲットのもとに、積極的に活動したクラブに対し贈られる賞が設けられていたが、我がクラブは会員増強、新クラブ設立に協力、ロータリー財団寄付額10%増、奉仕の新しいプロジェクトなどの実績に対して、安田直前会長にRI会長賞が贈られた。

5年振り職場見学会を実施

「もう一度原点に帰って奉仕活動を見直そう」と云うRI会長・山中会長の方針に基づき、5年振りで見学会を実施した。第1回目は4月16日例会終了後、田中三男会員の経営される真生印刷の堺工場を訪問、約40名の会員が田中社長の講義や工場見学を通じて多くの感銘を受けると共に、改めて職場見学の有益さを痛感した。

春の家族会-洛北バスツアー

友好委員会では、望月会員にご依頼をして最高のプランをたてて頂き、春の洛北を一日のんびりと散策するバスツアーを実施した。2階建の超デラックスバスで大阪を出発し、ゆったりとした楽しいドライブをしながら洛北蓮華寺に到着、大原路の入口にあるひなびたお寺で、石山丈山の作と云われる庭や、本堂の新しい燈籠について望月会員から解説を受けながら参観した後、少し歩いた処にある、栖賢寺で精進料理のお昼を頂いた。食後は大原へ行き、三千院を参観し、ここでも望月会員の懇切な解説を頂いた。

盲導犬育成事業協力

盲導犬育成事業協力のため、日本ライトハウス和歌山訓練所に金一封を寄付し、感謝状を戴いた。

1985-1986年度 池田 一郎

会長:池田 一郎
幹事:伊藤 隆彦

RI会長
エドワード F.カドマン Edward F.Cadman
(米国・ウェナチRC)

YOU ARE THE KEY
あなたが鍵です

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天神祭家族会

大林ビルのポンド・シェルからの天神祭を観覧する夏の家族会は7月25日、73名の参加で盛大に催された。前回と同様、今宮戎神社宮司の津江会員の講話を拝聴し、大阪天満宮の歴史、祭の意義、大阪人の郷土愛と心意気を改めて感じ、有意義な会となった。

南北合同ゆかた会

本年は南クラブのホストで8月6日南地大和屋で開催された。唯宴会ではなく、その前に麻雀、囲碁、将棋を南北対抗で行い、宴の中で、のど自慢、隠し芸を披露し南北の勝負を争、親睦の輪をひろげた。池田・森川両クラブ会長はじめ南47名、北28名の計75名と多数の参加で終始和気あいあい笑いのうちにお開きとなった。

都市緑化祭に参加

恒例の都市緑化祭へ秋晴れの10月13日会員11名、RAC7名が参加した。大阪城公園の清掃作業、パレード、くすの木の植樹、花の種子や球根の配布等緑化運動にロータリーとして参加する社会奉仕の実践となった。

秋の家族会・鳴門バスツアーの一日

大潮に近い10月12日の土曜日鳴門大橋の見学と観潮に早朝から出発した。心配された雨も上がって、観潮船からの壮大な渦、滝のような落差の潮流にしばしの時を忘れて楽しんだ。昼食後、大鳴門橋記念館を見学し、今年6月8日完成の全長1629メートル東洋一の吊り橋、大鳴門橋を渡り四国側の海岸で記念撮影。自然と人工の偉大さに触れた楽しい一日であった。

GSEチーム例会へ出席

9月16日に来日した第111地区(南イングランド)研究グループ交換チーム団長以下6名は南クラブの属する第5ブロックに10月14日から19日まで滞在した。この間府立母子保険総合医療センター、住之江織物奈良工場の見学、ホームステイ、ロータリアン・ローターアクトとの交流等多くのプログラムをこなし、10月15日バンディ団長はじめチーム全員が例会に出席し会員の歓迎を受けた。職業を通じて国際理解と親善交流の目的をはたし、同チームは10月20日帰国した。

中西正二ガバナー公式訪問

11月12日恒例のガバナー公式訪問が行われた。ガバナーは「本年度国際ロータリーのテーマにも示されております通り、ここでロータリーの原点に帰ってもう一度見直す時期にきているのではないでしょうか。」と述べられ池田会長の運営方針「全員参加」「築く楽しさ」を高く評価された。

第27回クリスマス家族会

12月14日、ホテルプラザ醍醐の間に於いて、西南・南西・難波・なにわ各クラブの来賓、ローターアクト、清風インターアクト、総勢178名で盛大に開催された。余興はポール聖名子さんのラテン音楽、恒例の福引大会、家族共団欒の一時を過ごした。

IGF第7組 

2月15日福徳相互銀行本店8階ホールで社会奉仕部門-老人問題、職業奉仕部門-職業奉仕の原点と事例-をテーマに開催された。老人問題については美しく老いることの条件として、良いロータリアンであること、老いのリスク・マネージメントについて、老いの危険コントロールのために如何に摂生し創造性を保つか等、有意義な意見交換がなされた。 職業奉仕については津江孝夫会員がモデレーターとして、原点について、歴史、キリスト教的職業奉仕、日本の家業を通じての職業奉仕を説かれ出席者に多大の感銘を与えた。

第266地区年次大会

4月11日ロイヤルホテル、12日万国博ホールにRI会長代理ロバートK・カナガワ夫妻をはじめ内外の来賓を迎えて2880名の参加で盛大に開催された。 各種表彰で当クラブは米山功労クラブとして昨年に続き表彰を受けた。その他記念講演や万博公園内の茶席、余興に満開の桜の下、来賓、会員、家族が随所に和やかな友情の輪を作って、親睦の時を過ごし、盛会裡に大会の幕を閉じた。

バンビナイ(タイ)難民援助を継続

前年度より始まったバンビナイ難民キャンプに印刷工場を寄贈したことは、ロータリーの友やロータリーの友英語版にも紹介され、ボランティアの人々の手で国連難民高等弁務官事務所と連繋のもと熱心に指導され、謄写版印刷により、教科書の印刷や国連の印刷注文を受けるまでに至ったがこの救済プロジェクト継続に必要な資金援助を求めていた。本年度も現地の要請を受け節食例会の101万4千円に世界社会奉仕資金の一部を合わせ、120万円を贈った。

団十郎襲名披露大歌舞伎観劇家族会

4月15日、新歌舞伎座で十二代目市川団十郎襲名披露大歌舞伎を観劇した。

1986-1981年度 片山 和男

会長:片山 和男
幹事:島岡 司

RI会長
M.A.T.カパラス M.A.T.Caparas
(フィリピン・マニラRC)

ROTARY BRINGS HOPE
ロータリーは希望をもたらす

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他ロータリー・クラブとの交流連絡

クラブ内の運営は、役員各位に極力お任せすることとし、会員自身としては、ガバナーや他クラブとの連繋の役目を果たすことが重要と考えて、東西南北ロータリー・クラブとの交流連絡会を年間5回開催した。このことによって、各クラブの内情を凡そ把握することが出来、これを極力、クラブ内の運営に反映する様に努めた。

高齢者問題委員会の新設

社会奉仕部門の中に、今年度新たに高齢者問題委員会を新設し、高齢者問題に対する認識と理解を深めていくことから始め、年間3回(9月、12月、4月)卓話を実施した。特に介護を要する寝たきり老人や、一人暮らしの老人に対して、高齢者によるボランティア活動を行っている大阪市老人クラブ連合会“シルバーボランティアセンター”にボランティア活動に必要な物品の製作に要する工作台、椅子一式(30万円相当)を寄贈した。

ロータリアンによる植樹推進の実践

RIが採択した“ロータリアンによる植樹の推進”に関連して、地区に先駆けるものとして、大阪府立少年自然の家(貝塚市木積)へ、日本の松の緑を守る会の斡旋を受けて、クロマツ12本(2メートル高さのもので20万円相当)を寄贈、4月28日には現地に於て植樹式を行った。

バンビナイ難民キャンプへの援助を終了

1984~85年度に開始されたタイ国バンビナイ難民キャンプ印刷所を援助するための節食例会を本年度も年間3回(9月、11月、2月)に実施し、同印刷所の維持運営管理資金として680,160円を寄付した。同印刷所も国連などから教科書等の注文を受けるなど、ようやく軌道に乗ったことから、これ迄に年間継続した節食例会によるバンビナイ難民キャンプ援助を終了した。

ポリオプラスキャンペーンの強力な推進

ポリオプラスキャンペーンを強力に推進していくこととし、先ず会員一人につき半期5,000円ずつを2年間にわたり拠出することを決定した。併せてポリオプラスのためのポールハリスフェロー寄付を推奨したが、この結果11名の会員が1,000ドルを寄付した。さらにまたロータリー財団月間にはポリオプラスに関する卓話を実施して会員の認識を深めることに努めた。

ロータリー財団寄付の向上

会員一人当りの普通・特別寄付合計は昭和62年5月31日現在の実績で135ドルに及び、寄付累計は160,645ドルに達した。前年度に比して75.2%の大幅増加となった。なお、この数字には、ポリオプラスのための普通寄付(会員一人当り半期5,000円ずつ)は含まれていない。

地区年次大会への参加率向上

会員へ個別に参加方を要請するなどして、本年度の参加者は94名に及び、前年度の77名に対し22%も増加するという好成績を収めることができた。

会員数3%の純増

1986年6月30日(昨年度)の会員数169名に対し、87年6月30日(今年度)の会員数は174名、この結果純増5名で3%の増加率をクリアした。

1986~87年度RI会長賞を受賞

こうした諸活動を全会員の協力を得ながら進めてきた結果、1986~87年度RI会長賞プログラムによる6つの目標のうち、「新ロータリークラブのスポンサーになること」を除き、残り5つの目標の全てを達成することが出来た。1988年4月の年次大会に於て6つの目標のうち4つ以上を達成したクラブに贈られるRI会長と地区ガバナーの署名の入った賞状が当クラブにも授与され、名誉ある受賞となった。

1987-1988年度 植田 信男

会長:植田 信男
幹事:菅生 清左衛門

RI会長
チャールズ C.ケラー Charles C.Keller
(米国・カリフォルニアRC)

ROTARIANS ―UNITED IN SERVICE―DEDICATED TO PEACE
ロータリアン ― 奉仕に結束 ― 平和に献身

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南北懇親ゆかた会

南北懇親ゆかた会が7月28日南地大和屋で開かれ、総勢62名の多数の参加があった。そして兄弟クラブ、打ち解けた雰囲気で大いに友好の実をあげた。

赤い羽根共同募金活動

社会奉仕委員会活動の一環として、恒例の募金活動を10月6日E島屋正面玄関付近で、また例会場で行われ、社会福祉向上の一助となった。また大阪府福祉協議会より共同募金40周年福祉大会で、永年の街頭募金協力に対し感謝状を受けた。

松本ガバナー公式訪問

松本良諄第266地区ガバナーが、南クラブを11月10日公式訪問されました。懇談会ではガバナーより本年度の方針に基づいて、当クラブの現状と活動状況に対して広範囲にわたりご指導いただきました。例会では感銘深い卓話をいただいた後、新会員・ローターアクト・インターアクトクラブ顧問の出席を得て、各委員長列席のもと、クラブアセンブリーが開かれ、各委員長報告に対して適切な指導を受けた。

都市緑化祭に参加

恒例の大阪市公園局主催の都市緑化祭は、大阪城公園で10月18日に行われ、植田会長をはじめ社会奉仕関係・青少年関係の委員などが参加し一同心地よい汗を流した。

秋の家族会-バスツアー

10月31日、植田会長以下家族併せて30名が参加し、絶好の行楽日和のもとに行われた。望月信成先生のご尽力のおかげで、西脇の西林寺、小野の浄土寺を詣で、有意義なツアーを楽しんだ。

創立35周年記念(通算1758回)例会開催

昭和27年12月16日創立以来、35年の歴史を誇るまでに発展してきた当クラブは、12月15日に祝して記念例会を開催しました。また永年在籍会員並びにクラブ会長として奉仕活動を実践された24名の方々が、その功績に対して表彰された。

創立35周年クリスマス家族会開催

12月19日、ホテルプラザ「醍醐の間」に於て、クリスマス家族会を盛大に開催した。ゲスト・会員・家族・RAC等々154名の参加で、いろいろと趣向をこらしたアトラクションがあり、和気あいあい盛況裡に一時を過ごしました。

第7組IGF開催

大阪南ロータリー・クラブがホストを務め、大阪西・西南・心斎橋・難波・港・うつぼ・なにわの8クラブ参加のもと3月19日大阪国際交流センターで、来賓・役員・8クラブ会員等289名の参加のもとに開催された。 「留学生受け入れ」をテーマにフォーラムでは今後の国際奉仕がより実りのある確かなものにするための機会となることを期したが、具体的な対応策の提案までは至らなかったものの、種々の問題が浮き彫りにされ今後どう対応していくか考えなおすことの必要性を認識する機会となった。

1987~88年度 第266地区年次大会

4月9日大阪城ホールに於て、竹内涼一RI会長代理始め多数の来賓を迎え、地区内外より3000名を越える会員の参加のもと開催された。当クラブは、RI会長賞、ロータリー財団寄付1000パーセント達成、ロータリー財団寄付優秀、米山功労クラブ等で表彰を受けた。特にRI会長賞においては下記の五項目を達成し受賞した。(1986~87)
1.会員数 3パーセント純増 5名
2.新奉仕プロジェクト
 社会奉仕部門
 ○高齢者問題委員会の新設
 ○RIが採択したロータリアンによる植樹の推進
 ○8月開催の天王寺博は当クラブのテリトリー内のイベントと云うことから同会場内に催し物案内板を寄贈施設参加をした。
 国際奉仕部門
 ○1984~85年度に開始されたタイ・バンビナイ難民キャンプ印刷所援助のための節食例会を年間3回実施し、同印刷所の維持管理運営資金として総差額金680,160円を寄付した。
 ○会員一人半期5,000円を2年間にわたり拠出決定また強力にポリオプラスキャンペーンの推進を行う
3.地区協議会参加
4.地区年次大会参加 昨年比10パーセント増(実績22パーセント増)
5.ロータリー財団10パーセント増の寄付(実績75パーセント増)

1988-1989年度 松本 進

会長:松本 進
幹事:山野 茂

RI会長
ロイス・アビー Royce Abbey
(豪州・エッセンドンRC)

PUT LIFE INTO ROTARY―YOUR LIFE
ロータリーに活力を―あなたの活力を

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例会場移転

長い間お世話になってきた高島屋での例会も、南海サウスタワーホテル新築工事の一環として会場を他に移転せざるを得なくなり、7月5日の年度第一例会より、ホテル日航大阪でお世話になることになった。高島屋では大変行きとどいたサービスをしていただき好評であったが新しい例会場はホテルの最上階にあり、東の生駒山脈や、また晴れた日には淡路島も望める西の大阪湾など、眺望の素晴らしさと定評あるホテル日航大阪の料理や対応ぶりで会員諸氏にも満足していただいた。

南北ゆかた会

恒例のゆかた会は、今年は北クラブのホストで8月24日に北乃南地大和屋で開催された。北は31名、南は29名の総勢60名、両クラブそれぞれ揃いのゆかたで丹誠こめられた料理に舌づつみをうちながら、ブラジルのサンバの余興などを楽しみ本当に打ち解けた一夜であった。

秋の家族会

「日本ライン下りと明治村」、秋の家族会は秋色も深まった10月29日(土)に開催された。家族共々37名、紅葉のはじまった美濃の山水を堪能しながらの日本ライン下りは身も心も洗われるような気がした。犬山ホテルでの昼食のあと明治村へ入村した。詩情豊かな明治の建物の数々を巡り、思い思いの散策など、これも家族も含めた会員相互の友好を深めることができ、そして忙しい日常からちょっと開放された充実した日帰り小旅行であった。

クリスマス家族会

恒例のクリスマス家族会は、例会のお世話をいただいているホテル日航大阪で12月17日(土)に華やかに開催された。参加者も226名と盛況で、一流の料理に、ショーに、またお楽しみ福引にと、大変盛り上がった家族会であった。

ロータリー植樹式

当クラブと大阪難波ロータリー・クラブ合同のロータリー松植樹式は、3月28日大阪産業廃棄物処理公社グリーン広場で行われた。当クラブからは、越井副会長をはじめ、小林社会奉仕担当理事・環境保全委員会の高田委員長・福井委員・山内委員が出席した。

春の家族会

宝塚歌劇観劇会が4月8日(土)に行われた。55名の多数が参加、宝塚歌劇は何十年振りと言う人が多かったのではなかろうか。観劇の後、宝塚ホテルのスカイラウンジで歌劇団のOGの方々のシャンソンなどを聞きながらのフランス料理も格別で、大変素晴らしい企画であった。

RAC発会20周年記念例会

当クラブが提唱する大阪南ローターアクトクラブも発会して早20年、その記念すべき例会が第266地区古田ガバナーや当クラブ松本会長をはじめ多数のロータリアン、RACのOB諸君も出席して4月15日(土)にホリディイン南海で開催された。当クラブは伝統的に青少年奉仕部門に特に力を注いできたこともあり、大阪南ローターアクトクラブもわれわれの期待通りの頼もしいクラブに育ってきた。RACの諸君は一番大切な奉仕の精神を基本として立派に活動してくれている点は大変心強いし、我々ロータリアンもできるだけお手伝いをし、助言すべきであろうとその認識を新たにした次第である。 「世界は広しわれらは若し……」のローターアクトソングになるように、誇りと情熱をいつまでも持ち続けて更に多くの会員を擁し、奉仕活動に励んでくれることを期待する声が多かった。

会員の増強

松本会長の方針の中の重要な一項目である会員の増強も諸氏のたまものとして、年度内に19名の立派な新会員を迎えることができ、その結果、期初の177名から期末の190名にと13名の会員の純増を達成することが出来た。

1989-1990年度 津江 孝夫

会長:津江 孝夫
幹事:川井 信明

RI会長
ヒュー M. アーチャー Hugh M.Archer
(米国・ディアボーンRC)

ENJOY ROTARY!
ロータリーを楽しもう!

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大阪市制100周年記念植樹式に参加

11月15日(日)、大阪市制100周年記念植樹式が大阪城公園において行われた。今年の都市緑化祭は市制100周年と来年開催される「花の万博」のPRを兼ねて記念植樹をすることになり、当クラブから津江会長、理事・役員をはじめ、大阪南RAC等、計20名が参加した。西尾市長の挨拶のあと樹齢100年のクスノキの記念植樹が行われ、各団体にサクラの苗木が贈呈され、つづいてパンジーの種子をつけた1,000個の風船が秋空に放たれ、正午過ぎに無事終了した。

ホテル日航大阪での最後の例会

1988年7月度よりお世話になったホテル日航大阪での最後の例会が3月27日(火)開催された。津江会長よりホテル日航大阪の大橋社長をはじめ従業員の方々へ、2年間の感謝の挨拶が述べられ、感謝状と記念品が贈呈された。この日は大橋社長のご好意による、特別メニューの料理をいただきながら和やかに例会は終了した。

花と緑の万博・日本庭園にロータリーの松を植樹

当クラブでは社会奉仕委員会が花と緑の万博の山のエリア中央部の日本庭園に黒松一本を植樹寄贈した。これは「全国ロータリアン松の緑愛護基金」と「宝くじ松」とが共同で、日本の松の緑の伝統的景観を形成し、21世紀に松樹千年の翠が実現するよう期待している。

南海サウスタワーホテル大阪で例会始まる

4月3日(火)より、例会場は南海サウスタワーホテル大阪7階「芙蓉の間」に移転し、例会場としては多少細長いが明るく、控室もとることができた。

職業情報関連見学会開催される

5月11日(金)、職業奉仕委員会を兼務される久我副会長の企画により、総勢47名の参加で、海遊館、海浜リゾート諸施設、また、3年後完成するアジア太平洋トレードセンター等、目覚ましい開発による大阪港地区を見学し、関西活性化の胎動を実感した

秋の家族会

11月11日会員家族36名で、「越前の歴史と工芸を訪ねる旅」へ出発した。福井駅から平泉寺白山神社へ向かう途中、ふだんは雲がかかってなかなか見ることのできない白山が、青空の中に雪をいただいた素晴らしい麗姿を眺めることができた。平泉寺白山神社では、緑の毛氈を敷きつめたような一面の苔は、京都の苔寺にまさるとも劣らない見事な景観であった。昼食後は越前の国守であった朝倉氏五代の本拠地で、1471年から1573年までの約100年間栄えた一乗谷朝倉遺跡を見学し、続いて越前和紙の工房で和紙作りの実演などを見ながら楽しい1日を過ごすことができた。