2010-2011年度 三原 幸二
会長:三原 幸二
幹事:小林 二郎
RI会長
レイ・クリンギンスミス Ray Klinginsmith
(アメリカ・カークスビルRC)
BUILDING COMMUNITIES BRIDGING CONTINENTS
地域を育み、大陸をつなぐ
運営方針 会長 三原幸二
「参加して、ご一緒に語り合いましょう、ロータリーを」
本年度のRI会長レイ・クリンギンスミス氏は「ロータリーとは何か」「ロータリークラブとは何をする団体なのか」、ロータリアン以外の人々にロータリーの目的を説明することと、ロータリアンにロータリーの原則の重要性を再確認することから、「地域を育み、大陸をつなぐ」というテーマを掲げられました。又、松本新太郎ガバナーは地区のテーマを「ロータリークラブについて、もう一度考えてみませんか」とされ、原点を見つめ直すことの重要性を謳われました。それらを受けて、本年度方針を「参加して、ご一緒に語り合いましょう、ロータリーを」としました。各委員会の活性化、各種行事への積極的な参加、活気ある明るい例会運営を目指します。そして奉仕活動を全員参加で行うことが、地域との強いつながりに通じ、国際社会の貢献にも通ずるという思いで今年度は頑張って参ります。楽しく参加して、ご一緒に楽しく語り合いましょう。
サントリー山崎蒸溜所へ職場見学
下條会員のご尽力によりサントリー山崎蒸溜所を訪問し、ウイスキーの製造工程を学んだ。幸いにもチーフブレンダーからウイスキー作りの苦労話を聞き、その匠の技に感嘆するとともに、世界的ブランドである「山崎ウイスキー」が何故に美味しいかを得心した。
四恩学園へテント、テレビを寄贈
国内社会奉仕委員会は10月に地区補助金を活用し、児童養護施設「四恩学園」に野外教育用テント4張を寄贈した。4月には液晶テレビを贈呈し学園の子供たちから感謝された。
出前授業実施
職業奉仕委員会は11月4日に城南短大付属小学校において小学5年・6年の生徒約160名を対象に出前授業を実施した。当クラブ会員で税理士の新居会員が「税金について」というテーマで講師を務め、税金の必要性や使われ方など正しい納税に対する意識をもつことの重要性を講義した。2月17日には弁護士の片岡会員が「弁護士の仕事について」というテーマで出前授業を実施した。両講師とも小学生にも理解し易いように講義を行った。生徒達も熱心に聞き入っており、将来この中から優秀な税理士や弁護士が誕生することを期待したい。
年末懇親会
恒例の年末懇親会は12月11日に143名の会員・ご家族が参加し、コンセプトは「That’s entertainment!」と銘打ち、女性ユニット「White Mist」によるイリュージョン&ダンスエンターテインメント、恒例のシャーナイズ、歌唱同好会が彩りを添え、楽しい懇親会となった
家族会(秋・春)
秋の家族会は10月16日晴天にも恵まれ、遷都1300年にちなんで奈良の薬師寺と唐招提寺を訪れた。薬師寺では当クラブ会員安田長老自らご案内頂き、貴重なご講話を頂いた。登大路ホテルでフレンチの会食後、唐招提寺を訪れ天平の息吹を伝える荘厳な伽藍を拝観し、奈良の2大世界遺産を堪能した。春の家族会は5月14日好天に恵まれ、中村会員友好委員長のご尽力により、お茶の発祥の地、宇治田原町にて茶摘みを体験した。そして午後からは茶香服(ちゃかぶき)という利き茶や、ホットプレートで茶葉にしたり、石臼で抹茶を挽くなど、すべてが初体験で大いに楽しんだ。
台北中央RCと姉妹クラブ締結
11月20日に中華民国の台北中央RCと姉妹クラブを締結した。台北中央RCはRI第3480地区に所属するクラブで、台北市内の中心部に所在することから経済界、文化界や医療の分野で活躍されている方々が多く在籍し、青少年奉仕、国際奉仕を活発に行っている。毎年行われる創立記念パーティーには当クラブも招待され、多数の会員が参加して活発な交流が行われている。
カンボジア王国グラフィス診療所へ医療器材贈呈
WCS事業として前年度事業を引き継ぎ、カンボジア王国の僻地で医療活動を行っているグラフィス診療所へ医療器材を贈呈した。本プロジェクトは当クラブが代表(14RC合同)となり、マッチンググラントを活用する等大きな成果に結びつくこととなった。
東日本大震災への支援
3月11日午後2時46分、東北地方太平洋沖にてM9という大地震が発生した。またこの地震により発生した大津波が東北地方から関東地方の太平洋側に襲来し、各地に未曾有の大災害をもたらした。この災害による死者は15,000人以上、行方不明者も2,600人以上と戦後最大の大災害となった。当クラブでは会員からの募金や節食例会を実施して総額113万円を義捐金として寄付した。また関西岩手県人会の募金活動にも協力する等積極的な支援活動を実施した。