2018-2019年度 小林 二郎
会長:小林 二郎
幹事:三原 幸一郎
RI会長
バリー・ラシン
2018-19年度テーマ
「インスピレーションになろう」
運営方針 会長 小林 二郎
TEAM OSAKA-SOUTH 行動し最高の感動を共に!
1.はじめに
現在ロータリーは200以上の国と地域に35,727クラブ、会員総数は122万人に達し、混沌とした世界情勢のなかでロータリーの存在はかつてないほど重要な存在となっています。
国際ロータリーはロータリーの目的と行動指針、ビジョンと使命、中核的価値観、戦略的目標を次のように定めています。
(1) ロータリーの目的と行動指針
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある
・知り合いを広めることによって奉仕の機会とする
・職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること
・ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること
・奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること(RI定款第4条、標準ロータリークラブ定款第5条)
(2) ロータリーのビジョンと使命
・私たちロータリアンは世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています
・ロータリーの使命は職業人と地域社会のリーダーのネットワークを通じて、人々に奉仕し、高潔さを奨励し、世界理解、親善、平和を推進すること
(3) ロータリーの中核的価値観
・私たちは、親睦を通じて生涯にわたる友情を育み、国や文化を超えた理解を促します
・私たちは、高潔性をもって約束を守り抜き、倫理を守ります
・多様性を誇るロータリーはさまざまな考え方をつなぎ、多角的なアプローチで問題に取り組みます
・私たちは、奉仕を通じてリーダーシップと職業のスキルを生かし、地域社会の問題に取り組みます
(4) ロータリーの戦略的目標
・クラブのサポートと強化
・人道的奉仕の重点化と増加
・公共イメージと認知度の向上
2.2018-2019年度 RI会長のテーマ
今年度のRI会長バリー・ラシン氏のテーマは
『BE THE INSPIRATION(インスピレーションになろう)』です。
バリー・ラシン会長は「ロータリーはかつてないほど重要な存在で、前向きな変化を生み出し、今日直面する課題に勇気と希望、そして創造性をもって正面から立ち向かう意欲を、クラブ、地域社会、そして組織全体から引き出すための『インスピレーション』となる必要がある。」と述べておられます。
ここで引用される『インスピレーション』とは「INSPIRE(動詞)」の意味合いが強く、人々を感動させる」「奮い立たせる」「鼓舞する」「元気づける」と理解すべきで、我々ロータリアンが行動する事で、社会に変化をもたらし、更にネットワークの繋がりで広げ、持続可能な良い変化をもたらそうという事で、ロータリアンに強く行動する事を訴えています。
3.2018-2019年度RIの目標 (戦略的目標に基づく具体的な項目)
【クラブのサポートと強化】
①現会員を維持する
②クラブの会員数を増やす
③新クラブを結成する
④女性会員、40歳未満の会員、ロータリーに入会するローターアクターの数を増やす
【人道的奉仕の重点化と増加】
⑤ポリオ撲滅活動への現金寄付と地区からDDF寄付を増やす
⑥DDFを利用した地元や海外での地区補助金ならびにグローバル補助金を増やす
⑦インターアクトとロータアクトが地元ロータリークラブや地域社会と一緒に、奉仕プロジェクト(環境関連のプロジェクトを含む)に参加するよう促す
⑧年次基金への寄付を増やし、2025年までに20億2500万ドルの恒久基金を達成する
【公共イメージと認知度の向上】
⑨ポリオ撲滅におけるロータリーとロータリアンの役割の周知を図る
⑩ロータリーへの認識を高め、「世界を変える行動人」キャンペーンを推進する
⑪ロータリーショーケースとアイデア応援サイトの利用や、クラブ史を記録することで、ロータリークラブのプロジェクトに対する認識を高める
4.2018-2019年度 2660地区方針
① ポリオ撲滅への協力
② ロータリー賞の受賞
③ ロータリー財団と米山記念奨学会への寄付協力
*年次基金寄付 150ドル/会員 ポリオ寄付 50ドル/会員 べネファクター1名/クラブ
*米山寄付 30,000円/会員
④ 会員基盤の増強
⑤ ロータリーのIT化への協力と公共イメージ向上へのチャレンジ
⑥ 戦略計画を活用し、クラブの中長期ビジョンの策定
⑦ 新IM内の親睦と情報交換の推進(8組体制から6組体制に再編成されました)
*当クラブはIM第4組
⑧ ハンブルク国際大会、地区大会、地区事業への積極的参加
⑨『地区ロータリーデー』への参加
⑩ 地区のスリム化、効率化、運営の合理化、財務ルールの徹底
5.大阪南ロータリークラブ活動方針
大阪南ロータリークラブは1952年12月16日に発足し、昨年65周年を迎える事ができました。
発足当初のチャーターメンバーは25名でしたが、65年経過した現在172名が在籍し2660地区を代表するクラブの一つとなりました。又、会員の年齢層は30~90才台と幅広く、且つ平均年齢も約61歳と理想的な活気のあるクラブと言えます。
当クラブがこれまで行ってきた数々の奉仕活動は国内外でも高く評価され、その奉仕活動を通じ会員間の友好も築かれております。
なにより毎年のように「RI会長賞」を受賞しており、RIの活動方針を理解し実践しています。 このような素晴らしいクラブとなり得たのは、大阪南ロータリークラブの会員が先輩諸氏から「ロータリー精神(Sprit)」を受け継ぎ、更に社会の変化に対応すべく努力し、「南らしさ」を失うことなく後輩達に継承してこられたからだと思います。これが当クラブの素晴らしい「伝統」です。
今年度は当クラブより2660地区に山本博史ガバナー、鈴木慶一ガバナー補佐を輩出する記念すべき年でもあります。山本ガバナーを支え、そしてフラッグシップクラブに相応しい年度にすべく全会員が心を一つにし、奉仕活動の活性化を進め、大阪南ロータリークラブの会員である事に誇りを持ち続けるようにしていきたいと考え、今年度のテーマを
『TEAM OSAKA-SOUTH 行動し最高の感動を共に!』としました。
具体的な活動方針は次の通りです。
①ホストクラブとして地区大会を成功させる
②「ロータリー賞」を目指す
③会員増強を図る
④更に楽しい例会となるよう工夫する
⑤衛星クラブを設立する
⑥RAC、IACとの協働で奉仕活動を実施する
⑦ポリオ撲滅活動への募金または認識向上活動を行う
⑧ロータリーの6つの重点分野のいずれかにおいて、持続可能な奉仕プロジェクトを実施する
⑨ ネットワークの拡充を目的とし、姉妹クラブ、友好クラブ、外部団体(企業、政府団体、NGO)とのパートナーシップを確立する
⑩メディアや「ロータリーショーケース」を活用し、公共イメージと認知度の向上を図る
⑪地区出向者を通し地区との連携を図り、情報を共有する事でクラブ運営に役立てる
本年度が会員各位にとって、「大変だったけど楽しかった1年」と思えるような、心に刻まれる年度にしたいと願っておりますので、会員の皆様のご指導ご鞭撻を何卒宜しくお願い申し上げます。