2019-2020年度 下條 泰利
会長:下條 泰利
幹事:松山 大祐
RI会長
マーク・ダニエル・マローニー
2019-20年度テーマ
「ロータリーは世界をつなぐ」
運営方針 会長 下條 泰利
育もう、ロータリーの精神(こころ)
今、日本では平成時代が幕を閉じ、「令和」という新たな時代を迎えました。来年は東京オリンピック、そして2025年には大阪・関西万博の開催が決まりました。 地盤沈下が言われる関西にとって、久々に明るい話題であり、ぜひとも経済発展に繋げていきたいイベントです。東京一極集中の弊害が言われて久しくなりますが、東京以外の地域が自ら積極的に成長していく気概を持つことが重要であり、なかでも関西・大阪がもっと元気になる必要があります。 そこで、商人の町・大阪が全国の先陣を切り、新しいアイデアや工夫による産業イノベーションの起点となり、地域活性化をリードしていきたいものです。
商いの原点は、「顧客本位」「利他の心」にあり、近江商人の「三方よし」にも通じます。
江戸時代から脈々と築かれてきた日本人による「商い気質」は、ロータリーの職業奉仕の考え方に共通しています。 「One profits most who serves best.」現在のロータリークラブで最も多く引用されるこの表現ですが、今、成功している企業のほとんどは、社会への貢献を企業理念としてうたっており、ロータリーの精神と一致しています。
国連では、2015年に持続可能な世界を実現するための17の目標(SDGs)を設定しました。裏を返せば、それだけ多くの課題を全世界が抱えており、他人事では済まされない危機的な状況にあると言えます。 我々は、日本人として、大阪人として、そして大阪南ロータリークラブ会員として、どうあるべきか、何をすべきか、をもう一度原点にかえり、皆さんと共に考えていきたいと思います。
2019-20年度のマーク・ダニエル・マローニーRI会長は、「ロータリーは世界をつなぐ」をテーマとして掲げられました。 ロータリーの奉仕活動を通じて、世界中の人々が手を取り合い、行動を起こすための「つながり」を築いていこう、というメッセージです。 また、ロータリーの未来を形作る本当の場所はクラブであり、ロータリーはクラブに注力していかなければならない、とも述べられています。
2019-20年度、第2660地区・四宮孝郎ガバナーは、地区スローガンとして「 Stand by You ~あなたと共に~ 」を設定されました。 ロータリー活動の基本として、相手の目線に立った行動と、喜びを分かち合う姿勢を強調されています。 “ロータリー会員同士が相互理解を深め、高めあうことにより、大きなつながりとなり、それがさらに大きなロータリー活動となって成果を創出していく”、お二人の方針に共通する行動指針であると思います。
このような背景をもとに、2019-20年度大阪南ロータリークラブ活動方針テーマを「育もう、ロータリーの精神(こころ)」と設定しました。 2019-20年度を、新たな未来を創造していく初年度と位置づけ、商いの原点に通じる「ロータリーの精神(こころ)」を会員全員で見つめ直し、育んでいきたい、という主旨です。 そして、このような考えを自らの事業や社会人としての行動に生かしていくと共に、大阪南ロータリークラブとしての様々な奉仕活動の原動力としていきたいと思います。 皆さんとともに、持続力を持った、楽しい活動を心がけていきますので、どうぞよろしくお願い致します。
2019-20年度の具体的な重点活動は以下の通りです。
1.例会の活性化
ロータリー活動の基本は、例会への出席です。 卓話の充実は言うまでもなく、会員同士のコミュニケーションが進む仕掛け作りが必要であると思います。 例会予算は例年に比べ大幅に増額しています。前例にこだわらずに、新たな取組に挑戦していきます。
2.会員増強及び会員研修の活動強化
2019年7月1日の会員状況は未定ですが、我々の目標として、「180名以上の実現」を設定します。 理事・役員全員が1名以上の紹介者となるべく、他人任せでない当事者意識を強く持って、大阪南ロータリークラブに相応しい候補者探しに取り組んでいきます。 さらに、会員歴の浅い会員に対しては、ロータリー教育を集中的に実施していきます。 新入会員研修は、秋・春の年2回を実施する予定です。
3.国内社会奉仕活動・国際奉仕活動の実践
国内社会奉仕活動は、ここ数年継続してきている大阪府社会福祉協議会と連携した児童養護施設の子供たちとの触れ合い企画を考えていきます。 また、国際奉仕については、モンゴル総領事館との対話を継続しながらも、他の領域も含め、具体的な奉仕につながる活動計画の策定を行っていきます。 どちらの奉仕活動も、単なる金銭的な支援にとどまらず、対象の方々に心から喜んで頂ける、本当に役に立つ事業をめざしていきます。
4.RYLAセミナー開催及び青少年奉仕活動の充実
2660地区・秋のRYLAセミナー開催のホストクラブとして、理事会とRYLA委員会が一体となり、レベルの高い内容・成果を実現させたいと思います。 また、RAC、IACとの連係した青少年奉仕活動の充実にも力を注いでいきます。
5.大阪南なみはやロータリー衛星クラブの活動支援
2018年7月に発足した「大阪南なみはやロータリー衛星クラブ」は、RAC卒業メンバーを中心に8名にて活動を開始しています。 月2回の例会は実施していますが、課題は山積しており、理事会としても積極的に関与し、サポートしていきたいと思います。
8月3~6日 インターアクト 海外研修(タイ)
8月3日から6日にかけて、タイにてインターアクトの海外研修が行なわれました。
大阪南からは、木下会員、小畑会員が参加されました。
9月10日 南北交流懇親会
9月10日は、南北交流懇親会がありました。
総勢で100名を超える、久々に沢山の人数が集まり、大いに盛り上がりました。
9月27~28日 南北交流ゴルフ会
9月27日、28日と、木曽駒高原カントリークラブを舞台に、南北交流ゴルフ会が行われました。
夜は、白雲荘にて、大宴会を行ないました。
10月26日 社会奉仕事業
10月26日は、今年度の目玉事業の一つ、セレッソ大阪さん、並びに興國高校の絶大なるご協力をいただき、「未来授業」を開催しました。
当日は、児童養護施設の生徒さん約90名に参加いただき、「楽しかった」「参加して良かった」という大変前向きな感想もいただきました。
11月2~4日 秋のRAYLAセミナー
社会奉仕事業の翌週、今度は秋のRYLAセミナーが、サントリー箕面TCにて開催されました。
11月16日 秋の家族会
11月16日は、秋の家族会を行ないました。
秋晴れのもと、京都のリーガロイヤルホテルで昼食をとり、劇団四季の「ノートルムの鐘」を観賞しました。
12月6日 台北中央RC34周年記念パーティー
12月5日から7日にかけて、約30名で台湾を訪問し、台北中央ロータリークラブ34周年記念式典に出席しました。合わせて、来年7月から5年間の、姉妹クラブ延長の契約・調印式も行なってきました。
12月13~14日 地区大会
12月13日、14日は2660地区・地区大会がありました。大阪南は、会長特別賞・プラチナ賞を獲得し、山本博史直前ガバナーから、小林直前会長が表彰されました。同時に、価値ある奉仕賞も受賞しました。
12月14日 年末懇親会
2月20日 出前授業
2月20日は、城南学園小学校5,6年生、120名を対象に出前授業を行いました。
「2050年にエレベーターで宇宙へ」というテーマで、大林組・未来技術創造部の石川さんに
エレベーターで宇宙に行ける、という夢のようなお話をしていただきました。
4月~5月 社会福祉協議会へのマスク寄贈
寄贈を受けたり、調達にご協力を頂いたマスクを活用し、
大阪府・社会福祉協議会を通じて、約30の施設に、マスクの寄贈を行ないました。
5月 大阪赤十字病院への防護服寄贈
(台湾第3523地区・第2660地区事業)
2660地区では、プロジェクト友愛と名付けた、コロナ支援事業を展開し、その一環として、
大阪クラブ、大阪北クラブ、大阪東クラブと組んで、大阪赤十字病院への防護服寄贈事業に参画しました。
5月28日 大阪南なみはやロータリー衛星クラブ・浪速区役所へのマスク・消毒薬寄贈事業への協賛
6月 TSURUMI こどもホスピス への寄付
6月22日 大阪赤十字病院 防護服(3,000着)贈呈式
6月22日に、大阪赤十字病院にて、贈呈式をおこなってきました。
四宮ガバナー、坂井病院長、4クラブの会長または副会長が出席しました。