大阪南ロータリークラブ
第2660地区

2025-2026年度 新開 隆浩

会長:新開 隆浩
幹事:清水 久博

RI会長
フランチェスコ アレッツォ
(ラグーザ・ロータリークラブ)
Francesco Arezzo(Ragusa RC)

よいことのために手を取りあおう
UNITE FOR GOOD

▲歴史TOP ▲2020-30

運営方針 会長 新開 隆浩

「素敵な笑顔」に出会いたい
~笑顔で繋ごう! より良い未来へ~

今から30年前の1995年1月17日、阪神淡路大震災が関西を襲いました。もう遠い記憶になったかもしれませんが、皆様の中には、直接被害にあわれた方や大切な方を失われた人も居られるでしょう。忌まわしい思い出ですが、忘れないで頂きたいのは、この大災害を契機に生まれたのが“絆”であります。ボランティア元年とも言われたこの年、全国からこの惨劇を見て、ボランティアの方々が駆けつけてくださいました。私が真摯にボランティアに向き合ったきっかけも神戸でのボランティア活動の中で出会った「素敵な笑顔」でした。今、思えば、私が届けた物資や行為に対し喜び微笑んだのではなく、我々は一人ではないのだ、被災地のことを忘れず寄り添ってくれる人がいるのだ、といった笑顔であったと思います。

また、2025年は、いよいよ大阪・関西万博が開催されます。万博を契機に大阪を始め関西が増々元気に活気づいていくことでしょう。反面、治安や安全対策の問題、海外を含めた観光客の受け入れ準備不足による交通渋滞や混雑、ごみ処理の問題、一番大きく懸念されるのは、街が活性化し、盛り上がることで忘れられる所謂-取り残される人々-の存在です。経済が活性化することで広がる格差、取り残される弱者、果たしてロータリーに何ができるのかを改めて考えてみたいと思います。-取り残される人々-の存在です。経済が活性化することで広がる格差、取り残される弱者、果たしてロータリーに何ができるのかを改めて考えてみたいと思います。

ロータリークラブが長年大切にしてきた「奉仕の理想」の根底には、人と人とを繋ぐ温かな心、そしてお互いを想いやる笑顔があると思っております。
「素敵な笑顔」に出会うことは、私たちのロータリー活動の原動力です。
笑顔は、相手を想いやる心、共に生きる喜び、そして未来への希望の象徴です。人と人が笑顔を通じて絆を育むことで、そこに信頼や感謝、そして新たな可能性が生まれます。からへ、そして笑顔に2025-26年度の大阪南ロータリークラブでは、この笑顔を活動の中心に据え、地域社会や国際社会における価値ある変化を生み出していきます。
ロータリークラブが目指すのは、人々の生活に変化と希望をもたらし、より良い未来を共に築くことです。今年度のテーマ 「素敵な笑顔」に出会いたい には、人と人との絆を大切にし、心が通い合う瞬間を生み出していきたいという想いを込めました。笑顔は、感謝や喜び、そして未来への希望の象徴です。私たちの活動を通じて、地域社会やクラブ内外で「素敵な笑顔」に出会い、その輪を広げていきます。

25-26年度のRI会長は、「よいことのために手を取り合おう」と呼びかけられています。成長のための「不可欠な3つの柱」として、革新、継続性、パートナーシップを挙げられました。

革新とは、変化する社会への適応、さまざまなクラブモデルの提案をされております。つまり、それは、クラブの特色を重んじることだと理解しました。継続性とは画一性ではなく、連携だとおっしゃられております。年度を超えた連携であり、中長期的な計画が必要であるとのことです。パートナーシップは、ポリオ根絶に向けた取り組みの中で培われた他団体との連携を例に挙げられ、その必要性を訴えておられます。また、吉川ガバナーは、それをふまえ、地区の活動スタンスを「学びと交流を通してロータリーを愉しもう」―新たな仲間を迎えよう―とされ、「温故創新」と「交流」の2つのキーワードに、地区交流活性化委員会の新設、地区交流サイトの新設、ボウリング大会や囲碁大会等の開催支援などを通し、クラブの活性化を目指されております。

大阪南ロータリークラブの特色は、伝統と格式あるクラブであります。諸先輩方が守ってこられた伝統と格式を大切にしたいと考えております。また、大阪南RCにはもう一つの大きな魅力があります。それは、寛容性、「やってみなはれ」の精神にも繋がる懐の大きさだと私は考えております。失敗をおそれず、新しいことにチャレンジし、将来への種をまく、そのような一年にしたいと思っております。