1986-1981年度 片山 和男
会長:片山 和男
幹事:島岡 司
RI会長
M.A.T.カパラス M.A.T.Caparas
(フィリピン・マニラRC)
ROTARY BRINGS HOPE
ロータリーは希望をもたらす
他ロータリー・クラブとの交流連絡
クラブ内の運営は、役員各位に極力お任せすることとし、会員自身としては、ガバナーや他クラブとの連繋の役目を果たすことが重要と考えて、東西南北ロータリー・クラブとの交流連絡会を年間5回開催した。このことによって、各クラブの内情を凡そ把握することが出来、これを極力、クラブ内の運営に反映する様に努めた。
高齢者問題委員会の新設
社会奉仕部門の中に、今年度新たに高齢者問題委員会を新設し、高齢者問題に対する認識と理解を深めていくことから始め、年間3回(9月、12月、4月)卓話を実施した。特に介護を要する寝たきり老人や、一人暮らしの老人に対して、高齢者によるボランティア活動を行っている大阪市老人クラブ連合会“シルバーボランティアセンター”にボランティア活動に必要な物品の製作に要する工作台、椅子一式(30万円相当)を寄贈した。
ロータリアンによる植樹推進の実践
RIが採択した“ロータリアンによる植樹の推進”に関連して、地区に先駆けるものとして、大阪府立少年自然の家(貝塚市木積)へ、日本の松の緑を守る会の斡旋を受けて、クロマツ12本(2メートル高さのもので20万円相当)を寄贈、4月28日には現地に於て植樹式を行った。
バンビナイ難民キャンプへの援助を終了
1984~85年度に開始されたタイ国バンビナイ難民キャンプ印刷所を援助するための節食例会を本年度も年間3回(9月、11月、2月)に実施し、同印刷所の維持運営管理資金として680,160円を寄付した。同印刷所も国連などから教科書等の注文を受けるなど、ようやく軌道に乗ったことから、これ迄に年間継続した節食例会によるバンビナイ難民キャンプ援助を終了した。
ポリオプラスキャンペーンの強力な推進
ポリオプラスキャンペーンを強力に推進していくこととし、先ず会員一人につき半期5,000円ずつを2年間にわたり拠出することを決定した。併せてポリオプラスのためのポールハリスフェロー寄付を推奨したが、この結果11名の会員が1,000ドルを寄付した。さらにまたロータリー財団月間にはポリオプラスに関する卓話を実施して会員の認識を深めることに努めた。
ロータリー財団寄付の向上
会員一人当りの普通・特別寄付合計は昭和62年5月31日現在の実績で135ドルに及び、寄付累計は160,645ドルに達した。前年度に比して75.2%の大幅増加となった。なお、この数字には、ポリオプラスのための普通寄付(会員一人当り半期5,000円ずつ)は含まれていない。
地区年次大会への参加率向上
会員へ個別に参加方を要請するなどして、本年度の参加者は94名に及び、前年度の77名に対し22%も増加するという好成績を収めることができた。
会員数3%の純増
1986年6月30日(昨年度)の会員数169名に対し、87年6月30日(今年度)の会員数は174名、この結果純増5名で3%の増加率をクリアした。
1986~87年度RI会長賞を受賞
こうした諸活動を全会員の協力を得ながら進めてきた結果、1986~87年度RI会長賞プログラムによる6つの目標のうち、「新ロータリークラブのスポンサーになること」を除き、残り5つの目標の全てを達成することが出来た。1988年4月の年次大会に於て6つの目標のうち4つ以上を達成したクラブに贈られるRI会長と地区ガバナーの署名の入った賞状が当クラブにも授与され、名誉ある受賞となった。