大阪南ロータリークラブ
第2660地区

1994-1995年度 上中 正儀

会長:上中 正儀
幹事:吉川 晃司
『豊かな心楽しい集い』

RI会長
ビル・ハントレー Bill Huntley
(英国・アルフォード&メイブルソープRC)

Be a Friend
友達になろう

▲歴史TOP ▲1990-2000

運営方針 会長 上中 正儀

『豊かな心楽しい集い』 本年度のRI会長ウィリアム H・ハントレー氏は「友達になろう」とのテーマで呼び掛けておられます。 「まさか」のときに、その地域の人々を助け、「まさか」のときに立ち上がり、心を尽くして対応するのが、ロータリアンになる者だと、又ロータリアンになるには、友達にさえなればとも言って居られます。私達は、豊かさを求めるあまり、精神的な「豊かな心」や「楽しい集い」を、おろそかにして来たのではないかと思われます。そのために、ロータリーの精神にたちかえり、ボランティア活動に積極的に参加する事によって友達の輪を大きく拡げて行きたいと考えています。

赤い羽根共同募金活動

社会奉仕委員会の活動の一環として、赤い羽根共同募金活動が、10月4日、中野ガバナー公式訪問の日に、例会場前にて行なわれた。多くの会員、ビジターの方々からの協力を得て、募金額が125,910円に達し、中央区役所を通じて大阪府共同募金会に渡された。

「戎橋」周辺環境浄化街頭キャンペーン

12月8日に「有害環境浄化キャンペーン」が、少年を守る浄化推進協議会、大阪府警南署主催にて開催された。「ミナミ」の国際化に併せて、少年を取り巻く社会環境が悪化していることから、犯罪のない明るい街づくりを目指したキャンペーンに、当クラブから青少年委員会、地域発展委員会、環境保全委員会、協同奉仕委員会が合同で参加した。

阪神大震災でボランティア活動、そしてロータリー行事の中止

連休明けの1月17日早朝、外はまだ暗くそろそろ皆が目覚める頃の午前5時46分、6,433人の犠牲者を出した戦後最大の自然災害が起きた。折しもその日は当クラブの例会日であった。当クラブには阪神間に住まいしている会員が多いため、先ず会員の安否を調べるべく、事務局に行き緊急会議を開いた。幸いにして、当クラブでは犠牲者は出なかったが、家の倒壊や怪我をされた方は多数に及んだ。当然ながら例会は定款第4条第1節に基づき休会した。

大阪南ローターアクトクラブの会員は、「何かしたい」「何かしなければ」の気持が高まり、1月29日には、宝塚市で老人介護施設への給水活動と入浴サービスをした。2月5日には大阪駅前で献血と募金活動をした。2月12と19日にはインテックス大阪で救援物資の供給や仕分けをした。2月26日にはジュース120本の供給と物資の仕分けをした。3月には炊き出しに参加をする等の活動を行なった。 ロータリーの地区行事である海のRYLA、RI第2660地区第7組IGF等、阪神大震災が起きた為に相次いで中止となった。

年末懇親会

12月17日、南海サウスタワーホテルで来賓、会員、ローターアクト、インターアクト、総勢208名で盛大に開催された。今回は、ホテルに無理をお願いして、和風会席料理を出してもらい、大変好評で、お酒は予定の3倍にのぼった。余興は、松浦ヤスノブ・トリオによるポピュラー音楽、そして恒例の福引き等、家族と共に楽しい一時を過ごした。

春の家族会

2月6日、ミナミの新歌舞伎座で「二月大歌舞伎」―市川猿之助 特別公演を観劇した。 77名が参加して、華麗な舞台に楽しい一時を過ごした。

ハッピーフェアー

3月21日、靱公園内大阪スポーツ会館に於いて、恒例のローターアクトクラブの行事であるハッピーフェアーを開催した。 今年は1月17日の阪神大震災への義援金を収益から20万円寄贈することになった為、今まで以上に会員が頑張り、ロータリー会員からは例年の3倍の19万円ものニコニコを頂戴した。またフェアーでは前年を上回る449,750円の利益を上げる事が出来た。

第2,660地区年次大会

5月12・13日の両日、RI理事のCグラントウイルキンスRI会長代理夫妻を迎えて、大阪阪南ロータリーのホストクラブとして又、大阪平野ロータリー・大阪天王寺ロータリーをコ・ホストクラブとして、都ホテル大阪で開催された。

「地域文化の掘り起こし―KANSAI文化のルネッサンス」をテーマにシンポジウム、パネリストに、大阪市助役の磯村氏、ジャーナリストの黒田 清氏、評論家の河内厚郎氏を迎えて、大阪本来の良きもの、良きこころ、良き文化産業の興隆、併せて文化の振興の大切さについて意見の交換がなされた。 2日目は、フェスティバルホールで各種表彰が行なわれた。 当クラブは、「バランスのとれたクラブ業績に対する会長賞」と米山奨学金5,000万円達成クラブとして、表賞を受け個人では井上会員が「新会員3人以上推薦した方に贈られる会長賞」を受賞された。それから、「阪神大震災を機に都市を考える」をテーマに建築家の安藤忠雄氏の記念公演があり閉会した。

GSEチームが例会に出席

6月6日、RI第2400地区南スエーデンGSEチーム(研究グループ交換)が、例会に出席し、会員の歓迎を受けた。