1996-1997年度 海堀 寅一
会長:海堀 寅一
幹事:武田 太郎
RI会長
ルイス・ビセンテ・ジアイ Luis Vicente Giay
(アルゼンチン・アレシヘスRC)
BUILD THE FUTURE WITH ACTION AND VISION
築け未来を 行動力と先見の眼で
運営方針 会長 海堀 寅一
『楽しくロータリーの未来を築こう』
ロータリー創始者ポール・ハリス没後50年の年に当たり、国際RCのテーマは「築け未来を 行動力と先見の眼で」と90年近い歴史の中で築かれた素晴らしいRCが更に発展を遂げる為に、未来に向かってのRCのあり方について6つのテーマを定められましたが、此れを受けて海堀会長は、掲題のテーマを持って楽しくやれば其れが行動力と先見の眼に繋がるとの思いから、RCを楽しく、学び、奉仕する、を活動の基本とされました。又、理事には、在籍年数の割にお役目に付いていただいていない方々にお願いされた事、色々食事の付く行事には出来る限り会員の皆様のお店を利用させていただこうとされた事も特記事項であります。
楽しくクラブ懇親会行事
夏の音楽観賞会「世界の音楽の旅とシティービューを楽しむ会」をシンフォニーホールでディヴィッド・ハウエル氏の指揮、関西フィルハーモニー管弦楽団の奏でる夏のメロディー大特集や、俳優田中健さんのケーナの「コンドルは飛んで行く」のオーケストラとの競演、最後は近代オリンピック100年のファンファーレの演奏など素晴らしい演奏を楽しみました。そのあとホテルプラザ23階のビスター・ルームを借り切っての懇親会は家族も含めて73名と多くの参加があり、冷えたビールを飲みながらの楽しい懇親会となった。
秋の家族会「丹波篠山と立杭焼の郷」
秋の家族会は47名参加で「丹波篠山と立杭焼の郷」を訪れ、参加者にはカメラを持参いただき、日本写真協会会員の福井一成先生のご指導のもと篠山城下町での撮影会の後、立杭の里では丹波焼延年窯の市野弘之先生の講演とご指導のもと、陶芸教室でそれぞれ茶器・酒器・小物の制作に童心に帰り土いじりを楽しみ、夕食は三田屋にて充実した1日であった。
松竹座新築開場記念柿落公演
春の家族会は、松竹座新築開場記念柿落公演の三月大歌舞伎の観劇に100名の参加があり、吉左衛門の「熊谷陣屋」、勘九郎演じる「鏡獅子」、雁治郎得意の「河庄」、そして華やかな「元禄花見踊」と豪華な演者と出し物に時間の過ぎるのも忘れた。
同期入会者の集い
新入会員の方々がクラブに慣れていただくために、同期入会者の集いを持ち、会長、副会長、幹事、情報委員長などと共に会食をしてクラブライフの楽しさの伝承に努めた。
学びプログラム委員会
小林正人委員長独自の企画による「浪花風土の歴史的考察」をテーマに文化財協会、大阪市立博物館、大阪城天守閣館長等から大阪の歴史について興味深い卓話をしていただいた。 岡村純先生の発案で医歯薬分野の会員による「健康法師一口卓話」は大変好評であった。そのほか、ジアイRI会長のインターアクト公式訪問が神戸ポートピアで開催され、新世代会議に会長・幹事・IACから10名、RACから会長以下13名、米山奨学生等合計69名の参加があり、厳粛で厳かな中にジアイRI会長の温和な雰囲気は大きな包容力と素晴らしい人柄を感じさせる大会であった。職場見学会は山口多賀司会員経営の非破壊検査(株)を見学し、高度な技術内容に驚嘆した。
奉仕
世界社会奉仕では、米田昭三郎委員長の紹介により、中国広西柳州市貧困家庭子女就学資金援助を御堂筋RCと共同で行い、合計60万円で80人の児童の就学を援助した。浜口国際担当理事と米田委員長が現地を訪問し贈呈式を行った。
RI アジア大会参加
10月25日―27日タイのバンコック、クイーンシリキットセンターで開かれたRIアジア大会に、会員13名家族6名の合計19名が参加、全世界41カ国10,329名のロータリアンが集い、タイ国王女殿下の記念講演やジアイRI会長の講演の中でわが国のRCを高く評価していただいている事に感激を覚えた。またバンコックはシャングリラホテルでの参加者全員そろっての晩餐会は、和気あいあいと楽しい思い出の1ページとなった。