大阪南ロータリークラブ
第2660地区

会長方針

会長メッセージ

2025-26年度会長
新開 隆浩

2025-26年度クラブテーマ

「素敵な笑顔」に出会いたい
~笑顔で繋ごう! より良い未来へ~

今から30年前の1995年1月17日、阪神淡路大震災が関西を襲いました。もう遠い記憶になったかもしれませんが、皆様の中には、直接被害にあわれた方や大切な方を失われた人も居られるでしょう。忌まわしい思い出ですが、忘れないで頂きたいのは、この大災害を契機に生まれたのが“絆”であります。ボランティア元年とも言われたこの年、全国からこの惨劇を見て、ボランティアの方々が駆けつけてくださいました。私が真摯にボランティアに向き合ったきっかけも神戸でのボランティア活動の中で出会った「素敵な笑顔」でした。今、思えば、私が届けた物資や行為に対し喜び微笑んだのではなく、我々は一人ではないのだ、被災地のことを忘れず寄り添ってくれる人がいるのだ、といった笑顔であったと思います。

また、2025年は、いよいよ大阪・関西万博が開催されます。万博を契機に大阪を始め関西が増々元気に活気づいていくことでしょう。反面、治安や安全対策の問題、海外を含めた観光客の受け入れ準備不足による交通渋滞や混雑、ごみ処理の問題、一番大きく懸念されるのは、街が活性化し、盛り上がることで忘れられる所謂-取り残される人々-の存在です。経済が活性化することで広がる格差、取り残される弱者、果たしてロータリーに何ができるのかを改めて考えてみたいと思います。-取り残される人々-の存在です。経済が活性化することで広がる格差、取り残される弱者、果たしてロータリーに何ができるのかを改めて考えてみたいと思います。

ロータリークラブが長年大切にしてきた「奉仕の理想」の根底には、人と人とを繋ぐ温かな心、そしてお互いを想いやる笑顔があると思っております。
「素敵な笑顔」に出会うことは、私たちのロータリー活動の原動力です。
笑顔は、相手を想いやる心、共に生きる喜び、そして未来への希望の象徴です。人と人が笑顔を通じて絆を育むことで、そこに信頼や感謝、そして新たな可能性が生まれます。からへ、そして笑顔に2025-26年度の大阪南ロータリークラブでは、この笑顔を活動の中心に据え、地域社会や国際社会における価値ある変化を生み出していきます。
ロータリークラブが目指すのは、人々の生活に変化と希望をもたらし、より良い未来を共に築くことです。今年度のテーマ 「素敵な笑顔」に出会いたい には、人と人との絆を大切にし、心が通い合う瞬間を生み出していきたいという想いを込めました。笑顔は、感謝や喜び、そして未来への希望の象徴です。私たちの活動を通じて、地域社会やクラブ内外で「素敵な笑顔」に出会い、その輪を広げていきます。

25-26年度のRI会長は、「よいことのために手を取り合おう」と呼びかけられています。成長のための「不可欠な3つの柱」として、革新、継続性、パートナーシップを挙げられました。

革新とは、変化する社会への適応、さまざまなクラブモデルの提案をされております。つまり、それは、クラブの特色を重んじることだと理解しました。継続性とは画一性ではなく、連携だとおっしゃられております。年度を超えた連携であり、中長期的な計画が必要であるとのことです。パートナーシップは、ポリオ根絶に向けた取り組みの中で培われた他団体との連携を例に挙げられ、その必要性を訴えておられます。また、吉川ガバナーは、それをふまえ、地区の活動スタンスを「学びと交流を通してロータリーを愉しもう」―新たな仲間を迎えよう―とされ、「温故創新」と「交流」の2つのキーワードに、地区交流活性化委員会の新設、地区交流サイトの新設、ボウリング大会や囲碁大会等の開催支援などを通し、クラブの活性化を目指されております。

大阪南ロータリークラブの特色は、伝統と格式あるクラブであります。諸先輩方が守ってこられた伝統と格式を大切にしたいと考えております。また、大阪南RCにはもう一つの大きな魅力があります。それは、寛容性、「やってみなはれ」の精神にも繋がる懐の大きさだと私は考えております。失敗をおそれず、新しいことにチャレンジし、将来への種をまく、そのような一年にしたいと思っております。

2025-2026年度のクラブの重点目標は以下の通りです

大阪南ロータリークラブ 重点課題

例会の充実

ロータリー活動の基本は例会出席です。卓話の充実とともに会員同士のコミュニケーションが図れる例会運営を実施します。都合がつかずホームクラブ例会の出席ができない場合、メークアップによる他クラブへの例会出席や委員会事業への参加を推奨いたします。また、連続出席に拘る雰囲気づくりを進めます。

会員増強

6月30日現在、当クラブの会員数は198名(衛星クラブを含め204名)となっております。会員の年齢構成や職業分類を考慮し、ターゲットを絞り会員増強に努めます。これにより、大阪南RCが今後も永続的に発展できるよう、しっかりとした基盤を維持してまいります。

会員友好の充実

会員相互や家族同士の交流の充実はもちろん、他委員会の奉仕活動への参加を積極的に促し、メンバー同士の交流を進めます。

組織基盤の充実

消費税の増税・諸物価高騰・人頭分担金の増加・円安等々、クラブ運営を取り巻く環境は増々厳しくなっていきます。幸い、メンバー数の増加により、我がクラブの運営は安定しております。今後、5年後、10年後を見据え、複数グループに分け、複数回にわたる検討会を開催し、今後の方向性を模索してまいります。

国際・国内奉仕事業

対象者とそのニーズについて明らかにします。そして、そのために何をするのか、参加者に理解していただき、より充実した奉仕活動に繋げます。

青少年奉仕

ローターアクトには、地域の祭りや文化交流に参加し、大阪南ローターアクトでしか体験できない事業を実施し、まずローターアクトを楽しんでほしいと思っております。
地元開催の万博では、行きたくても行けない子供たちの招待事業を考えております。
インターアクトは、それぞれのインターアクトの交流事業を通じ、楽しく奉仕活動に取り組んでいただきます。

職業奉仕

ロータリー活動の根幹であり、例年の奉仕事業以外に他の奉仕事業にも会員の職業特性を活かし、より効果的な奉仕活動に繋げます。

RI会長メッセージ

2025-26年度RI会長 フランチェスコ アレッツォ
ラグーザRC(イタリア)

国際ロータリーテーマ

「よいことのために手を取りあおう」

2660地区 2025-26年度 年次目標

2025-26年度 第2660地区ガバナー
吉川 健之

1.より大きなインパクトをもたらす。

・温故創新のコンセプトのもと、伝統と歴史から学びつつも、今の時代に相応しい活動様式を積極的に取り入れる。
・デジタル活用によりバーチャルとリアル融合の斬新なスタイルにもチャレンジする。
・すべてのクラブによる、自発的かつ積極的な財団補助金活動を推進する。
・財団寄付目標(年次基金寄付$150、ポリオプラス基金寄付$50、恒久基金寄付$30)を達成し、衛星クラブ等からの寄付も増進する。
・ローターアクトクラブはクラブまたは個人からの財団寄付合計$100を達成する。
・各クラブが、それぞれの個性や強みを生かし、また他のクラブや団体とのパートナーシップ活用も含めたインパクトある奉仕活動を行うことを推奨する。

2.参加者の基盤を広げる

・衛星クラブを含めた新クラブ設立を推奨する。
・合同例会方式によるガバナー公式訪問を実施し、異なるクラブおよびクラブ会員同士の新たな繋がりの機会を設ける。
・新設する地区交流活性化委員会のアシストによって、地区内における新たな交流やフェローシップの機会を創出し、クラブの活性化を図る。

3.参加者の積極的なかかわりを促す

・すべてのクラブが、クラブビジョンや3 year rolling goalsの策定に取り組むことを通じて、クラブの未来について話し合うことを推奨する。
・米山記念奨学会を支援する(ロータリアンは寄付目標30,000円)。
・全クラブのクラブ優秀賞受賞を目指す。

4.適応力を高める

・温故創新のコンセプトのもと、伝統と歴史から学びつつも、今の時代に相応しい活動様式を積極的に取り入れる。
・デジタル活用によりパーチャルとリアル融合の斬新なスタイルにもチャレンジする。
・すべてのクラブ会員がMy Rotaryに登録し、活用できるよう推進する。

入会案内

我々ロータリークラブの会員は自らの研鑽を図りながら、社会に貢献することに取り組み、人々の生活の質を向上させることを目的とした教育、文化交流、人道的分野支援の活動にも幅広く参加しています。
是非、ご入会を検討いただきますようにお願い申し上げます。