大阪南ロータリークラブは親睦に多彩な奉仕活動を実践しています。
本年のインターアクトクラブの海外研修は、8月5日~8日(3泊4日)の日程で、台湾台北の3520地区を訪問しました。7クラブの参加となった今年は、インターアクター44名、顧問の先生8名、看護師1名、ロータリアン25名の総勢79名での研修となりました。我が大阪南RCからは、鮫島武信地区インターアクト委員長、中村剛大阪南RCインターアクト委員長、中村健大阪南RCインターアクト副委員長、寺川明宏大阪南RC国内社会奉仕委員長の4名が参加しました。当クラブが提唱する清風学園からは、7名のインターアクターと、顧問の中村明夫先生が参加されました。 |
[結団式] 結団式は、泉ガバナー、岡部パストガバナー、立野ガバナーエレクトを始めとする多くのロータリアンのご出席を頂き、関空特別室にて当番校の大阪桐蔭インターアクターの司会で行われました。同校のインターアクターの海外研修に臨む前向きな決意を示す言葉と、泉ガバナーの挨拶を緊張した面持ちで拝聴するインターアクター達の姿が印象的でした。 |
[第1日目:空港~ホテル]![]() 夕食は、打ち合わせにお越し頂いた3520地区IA委員長の陳志人様、中華民国扶輪米山会理事長の林維宏様を始めとする数名の台湾のロータリアンと共に、台湾料理を楽しみました。食事の後、休む間もなくインターアクター達は、第2日目と第3日目との交流会で披露する歌と踊りのリハーサルです。また日台のロータリアンは、10時過ぎまで、明日からの行事の進行について、詳細な打ち合わせを行ないました。 |
[第2日目前半:学校訪問]![]() まず、日台両国の紹介です。パワーポイントの投影を見せながら、英文での説明を行いました。日本側は、当番校の大阪桐蔭中学高校の生徒達がテーマごとに話者を交替しながら、台湾側は女性1名の話者が、互いの国や地域の文化、地区のインターアクト活動と各クラブの紹介などを行ないました。日本の現代文化のテーマで、人気グループの「嵐」の写真が写された瞬間、台湾の生徒達から歓声が上がったのが、印象的でした。 次に、日本のインターアクター達が「ふるさと」の合唱を披露しました。この曲は、「嵐」が2010年から連続4回の紅白歌合戦で合唱や単独で歌い、東日本大震災の追悼のためにも歌われるようになったもので、力のこもった男女44名のインターアクター達の歌声が、日台両国の親善行事の幕開け祝うかのように、会場一杯に清らかに響きました。 |
![]() ![]() 昼食後、学校内を見学し、校内の会議場にて、学校の歴史や将来像の紹介を受けると共に、これから行う社会貢献活動についての説明を受けました。 |
[第2日目後半:社会貢献活動]![]() ![]() ![]() 暑い中での街頭活動で、一名が熱中症気味になりましたが、看護師と責任者とが待機する本部を設営しておりましたので、大事に至る前に素早く対応を採ることができました。 |
[第3日目前半:工場見学とグループ散策] 午前中は、日本側だけでケーキ工場を見学した後、免税店に行きました。 昼過ぎから、日台のインターアクター達が、前日の組分によって、グループ散策をしました。場所は、台北の西門地区。若者の街です。昼食もグループでどの店に入るかを決め、その後の活動も自分達で決めて実行しました。日常生活の一端に触れることにより、両国文化の近さと遠さを認識しつつ、互いのコミュニケーションの大切さを実感することになったと存じます。 |
大過なくグループ散策を終了した後、一旦ホテルに戻り、日本のインターアクター達はゆかたと甚平に着替えた後、日本側が主催するフェアウエルパーティの会場に向かいました。先着している台湾のインターアクター達に迎えられながら会場入りし、林華明3520地区ガバナーエレクトなどの挨拶で、パーティの幕は開きました。相手国への敬意と言葉で伝えることの大切さをインターアクター達に理解してもらいたいとの思いから、私は、このパーティと開会式とで、日本語と発音だけを真似た中国語と拙い英語を取り混ぜた挨拶をしました。 台湾側から、和太鼓の実演が披露されました。日本での大会でも入賞する腕前で、実に見事な撥さばきと演出でした。高島登大東RC会長は「感動して身体が震える思いがしたと」との言葉を、挨拶の壇上で投げかけられました。 |
![]() 再び「ふるさと」を合唱した後、河内音頭の披露でパーティは大団円を迎えます。大きな輪になって日本のインターアクター達が法被姿でうちわ片手に踊り出し、2番からは台湾のインターアクター達を引っ張り込んで、さらには全参加者が踊りの輪に入り、円舞は最高潮に達します。 別れの時は近づきます。全体の記念撮影、別れの挨拶は勿論、法被やうちわにサインをして台湾の皆様に渡したり、握手や抱擁を交わしたり、弾ける若いパワーと友情の熱い思いが会場を包むうち、「再見」の言葉を交わし合い、温かい笑顔、きらめく涙で、会場を去りました。 ![]() ![]() |
[第4日目:九份観光・解団式・帰国] 台北郊外にある九份の山腹から台湾の海と空の青さを楽しんだ後、台北市内のレストランで解団式を行いました。インターアクターの挨拶と団旗の引継が行われ、西副委員長(八尾RC)からは次年度に向けての決意が、東村副委員長(大東RC)からは当番校提唱RCからの謝意が、それぞれ示されました。 晴れた桃園空港から時間遅れで飛び立った飛行機は、台風11号を追い越して雨の関空に無事到着しました。一日ずれれば、台風に遭遇するところでしたが、予定通り全員無事に帰国することができましました。 |
大阪南RC並びに2660地区のロータリアンの皆様、学校並びに顧問の先生方、旅行社、頼りになる看護師を派遣頂いた住友病院、ガバナー並びにその事務局の皆様のご協力に厚く感謝致しますと共に、今後ともインターアクトの活動にご理解ご支援を賜りますようお願い申し上げます。 |
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毎週 火曜日
12:30~13:30